お待たせしました 先回 番外のお知らせをしましたので
このシリーズの今回は3回目になります 前回の内容は覚えていますか?
では早速まず先回の課題です ギターに限定します 例題のように次の場所の音名を答えなさい
例題 5弦の3F (C4) 1弦の開放弦 (E5)
4弦の2F ( ) 3弦の2F ( ) 2弦の1F ( ) 6弦の3F ( )
5弦の2F ( ) 6弦の開放弦 ( ) 1弦の5F ( ) ・・・でしたね
答えは
4弦の2F (E4) 3弦の2F (A4) 2弦の1F (C5 ) 6弦の3F (G3)
5弦の2F (B3) 6弦の開放弦 (E3) 1弦の5F (A5) ・・・です
どうでしたか?・・・・ギターのフレットを音名で覚える事も大切ですよ
では次に階名を考えて見ましょう
ややこしくしない為に ここでは長音階を例に説明します 理解してくださいね
前回の音名は全ての高さの違う音に付けられた名前でしたね
ですから音名は あの音は何の音? と言うように音を特定するのに便利ですよね
何故なら同じ高さの音以外 ダブル事は音名には無いからですよね
それに対し階名は何処かの或る音を出発の音として又基準として又主音として
一番目の音と考え そこから一番目の音・ニ番目の音~最後は七番目の音へと
音の高さが変化して行く 或る音から或る音までの その高さの音に付けられた名前です
そしてその 一番目の音をド 二番目の音をレ 三番目の音をミ~七番目の音をシと
名前をつけています
所謂 学校で習ったドレミファソラシドですよね
これは音楽やってると分かって来るのですが 歌を歌う場合又は楽器を弾く場合等
音を読み取る時に使いやすいのです
この辺が 音名が全ての高さの音を特定するのとは違いがあります
ちょっと難しい言葉を使えば
音名が全ての高さの音(周波数)に付けた、変動しない絶対的な名前に対し
階名は或る音を変えれば変動する 或る音を基準として数える相対的な音だと言えます
(うう・・・うう !!私は今きっと ここ数年で一番難しい言葉を使っている・・・・)
もう少し階名の説明を・・・ギターで考えて見ましょう
どの弦でもいいので一本の一つの弦だけで フレットを右横に移動し ドレミ~の階名を調べます
最初にドの音を何処でもいいのでドとしましょう 例えばどの弦でもいいので1Fにしておきます
レはそこから2F右に移動 つまり3Fですね ミはそのレから又2F右へ移動 つまり5Fです
ファは1Fだけ移動 つまり6Fに移動 ソはそこから2F右の8Fへ ラも2F右へ移動 10Fだね
シは又2F移動 つまり12F 最後のドは 1Fだけ右へ つまり13Fだね
つまりミとファ シとドの間だけ1F右移動して 後は全て2F右移動すれば
何処からでもドレミファソラシドが出来るって事だよね
・・・どうでしょうか?
これを音名とあわせて考えると
例えば 5弦の3Fは音名C4ですね このC4を階名ドと考え ここから横にドレミ~を弾いてください
次に6弦の3Fは音名G3ですね この音名G3を階名ドと考え 右横にドレミ~を弾いて下さい
どうでしょうか 音名の高さは違いますがドレミファソラシドに両方とも聞こえましたか?
ではここで課題です 今の例は音名C4から始まった 階名のドレミ~
或いは音名G3から始まった階名のドレミ~ と言う言い方は
少しやぼったいですよね
何かもっと良い区別の仕方や言い方はありませんでしょうか
ヒントを言えば その答えが音階名になります
さあ ここが分かれば音名・階名・音階名の違いが分かりますよ 答え合わせは次回に
半田 石川社中に通う人達はプリント課題 音階名のつけ方の30から37をメールにて