石川社中の音楽独り言

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4和音の作り方 その3

2017-06-03 10:02:47 | ギター
お待たせしました

今回4和音の作り方の3回目です

先に先回の短3和音+7thの課題の答えあわせをしましょう・・・課題は


下記のコード名から構成音を又構成音からはコード名を書きなさい

1Am7 2EmM7 3FmM7 4Gm7 5レファラド♯ 6ミソシレ 7ソシ♭レファ♯

でしたね・・・・答えです

1ラドミソ 2ミソシレ♯ 3ファラ♭ドミ 4ソシ♭レファ 5Dm7 6Em7 7GmM7

です・・・いかがでしょうか?


さて本題ですが 今回は減3和音に7度の音が付け加わった場合の4和音を見て行きましょう

では減3和音に7度が付け加わった場合・・・7度は2種類考えられます 

短7度と減7度の2種類です 


減3和音+長7度はルート+短3度音+減5度音+短7度音で

ルートがCならば ドミ♭ソ♭シ♭になりコード名はCm7-5です(Cマイナーセブンマイナス5)

或いはCm7♭5(Cマイナーセブンフラット5)と呼びます

そしてその響きは個人によって感じ方が違いますが 

短3和音の哀しみが、より深くなったような響きがします



もうひとつは

減3和音+減7度はルート+短3度音+減5度音+減7度音で

ルートがCならば ドミ♭ソ♭シ♭♭(ラと同じ)になり

コード名はCdim7です(Cディミニシュドセブン)

そして響きは、哀しみと云うより 緊迫感や緊張感を感じます


Cm7-5の方は機能としてはマイナーのダイアトニック・コードの中では

Ⅱm7-5としてサブドミナント(下属和音系)に使われます 

又メジャーのダイアトニックコードではⅦm7-5としてドミナントの代理として使われます


又一方のCdim7はコードとコードを円滑に結ぶ時に良く使われます(ドミナント系)

またdim7コードはルートを短3度ずつ、上へ移行する時にも使われます

例えばCdim7 E♭dim7 Gdim7 B♭dim7~なんてかっこいいですよ


2つのコード つまりCm7-5とCdim7の違いは最後の7度音が短7度か減7度かの違いだけですよね

いろんな場面で2つとも良く使われてます 使いこなせると自分がワン・ステップ

音楽の力がアップした気がしてきます この機会にぜひ弾いてみたらどうでしょうか? 



さて久しぶりに此処で課題です

下記のコード名から構成音を又構成音からはコード名を書きなさい

1 Bm7-5 2 Ddim7 3 Fm7♭5 

4 ソシ♭レ♭ファ 5 シレファラ 6 シレファラ♭ 

答え合わせは次回に!

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