石川社中の音楽独り言

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又愛知県の方達へ是非宜しくです。

先回の課題の答えと説明です

2019-06-08 16:42:44 | ギター

えーお待たせしました

早速先回の課題集3問の解答です 1問目は

 

A三和音・四和音・五和音の問題 下記の中で三和音・四和音・五和音はどれでしょうか? 

ピアノ 1 左手ドとソ右手ミソド 2 左手ソとシ右手レとファ 3 左手ミソシレミ

ギター 4 5弦~1弦ドミソドミ 5 4弦~1弦レラファ♯ド♯ 6 6弦~1弦ミシミソシミ

ウクレレ7 4弦~1弦 開放弦でソドミラ

 

解答説明 三和音。四和音・五和音は全体でいくつ音が響いてるかの数値ではありません

いくつの異なった音が響いてるかの数値です つまり ドミソドと言う和音は4つの音が

響いてますが四和音ではありません 最初のドと最後のドがオクターブ違いであろうと

同じ音ですので 音の異なった種類としてはドミソの3種類です よって三和音です

答えは三和音が 1・4・6 四和音が 2・3・5・7 五和音はありません

 

2つ目の課題は ハ長調の曲の中でⅥmで弾く指示があり ⅥmがAmだと初めて知った私は

次のト長調の曲の中でもⅥmの支持があったので Amで又弾いたら怒られたと言う内容で

私は何を知らなくて 又何のコードを弾くべきだったのか?と言う課題でしたね

 

色んな音階がある中 代表的な音階である長調と短調は7つの音で構成されています

ドレミファソラシとラシドレミファソですね そして その7つの音をメロディーとして

作曲した場合 そのメロディを包む響き つまり伴奏のコードは 一体どんなコードが使えるのか?

その問いに対する答えが ダイアトニック・コードの公式です その内容は過去何回か書いてきたので

今回省きますが これを知る事で、作曲のコード付けの基礎が初めてわかるようになるわけですね

いづれにせよ 一つのKeyには必ず伴奏に使うべき7種類のコードが生まれます 各Key に対し

ダイアトニック・コードの公式 ⅠM7 Ⅱm7  Ⅲm7 ⅣM7 Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅶm7♭5 

        ハ長調では  CM7 Dm7   Em7 FM7  G7 Am7 Bm7♭5 

        ト長調では  GM7 Am7   Bm7 CM7  D7 Em7 F♯m7♭5

 の7種類ですね ⅠM7は一番中心的な響きだし Ⅴ7はそのⅠM7に戻る役割を持っています

つまり7つの異なる役割と機能を持ったコードなのです 

 

芝居で言えばKey や調と言う名の劇団があり 7人の劇団員(コード)がいて

座長(ⅠM7)やら女形(Ⅵm)やら それぞれ役が決まっていて

芝居(演奏)をする時 それぞれの役割を発揮し 一つの演目(一つの曲)を完成する

そんな感じでしょうか・・・(ⅠM7の座長の例えは良いけど Ⅵmの女形はちょっと強引でした)


課題に戻しますがハ長調のⅥmはAmですが、ト長調のⅥmはEmです つまりト長調の時は

EmかEm7を弾かないといけないのです、Amを弾いていたのではⅥmではなくⅡmの役割

としてのコードを弾いていたことになります 

ダイアトニック・コードを知らないと よくこんな間違いをしてしまいます  

 

...長くなったので3問目の解答は次回のテーマの時の 先回の課題の答え合わせとして

書きたいと思います・・・では次回に又!