お待たせです
今回はアドリブ等でよく使われる トライアド(Cコードの場合ドミソのような3和音)や
スケールについて書きたいと思います
私も昔はそうでしたが 案外今でもベテランの人たちの中にも
意外と知らずに、アドリブを手癖や感覚だけで弾いてる人が多く驚いてます
正直 長い音楽活動されてる方の中には、今更人には聞けない と言う人も
きっと おありでしょう 今回ほんの少しでも 何かの参考にでもなればと、思ってます
今回はトライアドとスケールを取り上げますが その1ではトライアドを中心に書きます
音楽でアドリブを弾く時 いろんな方法が考えられます
1例えばコードの構成音を中心に弾く トライアドのアルペジオ奏法
Cコードの時にドミソド等と弾くようなことですね
2テンションの音を3和音で弾く アッパー・ストラクチャー・トライアド奏法
たとえばCM7コードのテンションは 構成音はドミソシですが
その上のドから9番目 11番目 13番目(テンションノート)の
音を付け加えると レ・ファ♯・ラが足されます 何故ファ♯かって話は今回省きます
つまりCM7が響いている時 テンションも含めるとドミソシ レファ♯ラの音を中心に
弾いてもよいという事ですよね でもテンションのレファ♯ラ??
これはよく考えるとDコード ですよね?
つまりCM7コードの時 かっこよいテンションを弾こうと思ったら
難しい事はさておき いつも弾いているDコードを弾けばよい ってことになります
CM7の1度3度5度7度の構成音の上にできるテンションは
難しい言い方をすれば上部にできる構成音ですよね? だから
アッパー・ストラクチャー・トライアド(上部に作られる3和音)です
これには昔こんな経験が私にはあります
或るレコーディング・スタジオにて ちょっとこの辺で有名なギターで歌を歌う方がいて
その方のバックで私はベースを弾くことになりました 一度だけのセッションなので
気負うこともなくやってたら 彼はキーボードの人に突然
彼 【あなた 今俺がFコードを弾いてる時 Gコードの音を出さなかった?】
キーボード 【あ・・・ッ すみません・・・】
彼 【Fはファラドだし Gのソシレとは合わないのは わかるよね?】・・・
こんな やり取りでしたが 賢明な皆さんなら 彼の間違いだとわかりますよね?
そうです 若きキーボードはよく研究をしていて、彼がFコードを弾いてる時に
少ししゃれた感じを出そうとして Fコードのテンションの音である
ソシレを弾いたんですね ソは9th シは♯11th レは13thです つまりGコードです
それが理解できない彼は それは間違ってる・・・と注意をしたつもりなんでしょうね
私は非常に複雑な気持ちで それを見ていました
さて少し長くなりましたが 今までのアルペジオやトライアド以外にも
アドリブの中心は当然スケールですが このスケールも多くのスケールがあります
その中でも どのジャンルにでも幅広く使えるのがペンタトニック・スケールです
簡単なアドリブの入り口やポップス・ブルースそして
ジャズのモード奏法やⅡーⅤーⅠの進行やアウト感(音の外れた感じ)を
出す時にも使います 次回はこのペンタについて書きたいと思います
さあここで課題です
そのペンタトニック・スケールとはどんな音のスケールの事でしょうか?
(Key Cでお考え下さい)
またブルースのアドリブ時 マイナーペンタとメジャーペンタと使い分ける人が多いですが
その使い分け方の基準となるものは一体何でしょうか?
(A7のブルースでお考え下さい)
答え合わせは次回に なお質問のある方はブログ左欄の メッセージを送る からどうぞ
公開はされませんから 気軽にお寄せください では次回!
難しい理論書が多すぎるんだよね。
よくペンタ一発って言葉を聞きますが
それの事ですか?
アドリブを段階分けすると
指癖だけで弾く人が最初
その次に ペンタを覚えた人
そのペンタの中でもマイナーペンタ
の基本形しかアドリブで弾かない人を
ペンタ一発屋 って よく言われてるよ。
自分で 俺はペンタ一発だから
ってライブなんかで言う人がいて
何のことかなあ?って思ってました。