エーお待たせしました 又少し空いてしまいましたが・・・(汗!)
早速先回の答えあわせから行きましょう
課題は 例にならい バス・テノール・アルト・ソプラノの音を書きなさい
でしたね ?
答えです
D Bm G A
ソプラノ (ラ) (ファ♯) (レ) (ミ )
アルト (ファ♯) (レ) (シ) (ド♯ )
テノール (レ) (シ) (ソ) (ラ )
バス (レ) (シ) (ソ ) (ラ )
G Em C D
ソプラノ (レ) (シ) (ソ) (ラ)
アルト (シ) (ソ) (ミ) (ファ♯)
テノール (ソ) (ミ) (ド) (レ)
バス (ソ) (ミ) (ド) (レ)
になりますね これはコードの基本形を書いただけなので
この段階では共通音保留も何もありません
では此処からです これからはイメージを確かなものにするため
バス・テノール・アルト・ソプラノを歌う人を決めましょう
バス・テノール・アルト・ソプラノは音声パートでしたね
皆さんが知ってる友達の名前をつけてもかまいませんが
取りあえず バスは男性で声の低い人 テノールも男性で、今度は声の高めな人
アルトは女性で声の低めな人 ソプラノは同じく女性で声の高めな人
私はバスは伊藤君 テノールは前田君 アルトはまきさん ソプラノは節子さん
に決めます
では本題です 課題を引用してゆきます
G Em C D
ソプラノ(節子さん)(レ) (シ) (ソ) (ラ)
アルト (まきさん)(シ) (ソ) (ミ) (ファ♯)
テノール (前田君) (ソ) (ミ) (ド) (レ)
バス (伊藤君) (ソ) (ミ) (ド) (レ)
さて上の図でとりあえず 今回はバスは除外します バスはコードのルートと考えて
バス以外の上三声 つまりテノール・アルト・ソプラノを
歌う前田君・まきさん・節子さんの、3人関係の中での共通音保留を考えて行きます
その上三声の構成音を見てみると
最初のGコードではソの音をテノールの前田君が歌ってます しかしEmに入った時
そのソの音は、今度はアルトのパートのまきさんが歌ってます そしてその時
前田君は音が飛んでミの音を歌ってます ・・・・何か違和感を感じませんか?
最初Gコードでソの音を前田君が歌ってたなら 次にEmに移っても
ソの音は前田君が歌った方が、前田君は同じ音を歌えば良いから楽ですよね?
またそうであるなら Gでシの音を歌ってたまきさんは Emの時
シからソに音程を変えなくても そのまま Emの ミソシの中の
同じくシを歌えば楽ではありませんか?
これが共通音保留の原則です
つまりコードが移るとき
1 前のコードで歌った音が次のコードでも、また同じ音が出てくる場合
同じ人(同じパート)がその音を歌います
2 そして前のコードと次のコードに同じ音 つまり共通音が無い場合は
前のコードで歌った音と出来るだけ近い音を、構成音から選択して歌います
そんなことを考慮して課題を見直すと
G Em C D
ソプラノ(節子さん)(レ) (ミ) (ミ) (ファ♯)
アルト (まきさん)(シ) (シ) (ド) (レ)
テノール (前田君) (ソ) (ソ) (ソ) (ラ)
バス (伊藤君) (ソ) (ミ) (ド) (レ)
となります 一番最初のGコードは前のコードの制約が無いので 好きな音の配置で良いと思います
またCからDに移る時はCとDは隣同士の音なので、
本来、もう一つの法則がありますが
現段階では、そこには触れずにおきます そして これによって極端な音が目立つ響きの無い
マイルドな優しい和声の響きになります
では課題です 共通音保留の2つの原則で、次のコードを完成してください
C Am F C
ソプラノ(節子さん)( ) ( ) ( ) ( )
アルト (まきさん)( ) ( ) ( ) ( )
テノール (前田君) ( ) ( ) ( ) ( )
バス (伊藤君) ( ) ( ) ( ) ( )
答え合わせは次回に
尚 音楽に関する質問にブログ内容に関わらずお答えします
コメントと違いメールなので公開はされません 特に愛知県の方歓迎です。
質問とお問い合わせ
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アルト (ファ♯) (レ) (シ) (ド♯ )
テノール (レ) (シ) (ソ) (ラ )
バス (レ) (シ) (ソ ) (ラ )
G Em C D
ソプラノ (レ) (シ) (ソ) (ラ)
アルト (シ) (ソ) (ミ) (ファ♯)
テノール (ソ) (ミ) (ド) (レ)
バス (ソ) (ミ) (ド) (レ)
になりますね これはコードの基本形を書いただけなので
この段階では共通音保留も何もありません
では此処からです これからはイメージを確かなものにするため
バス・テノール・アルト・ソプラノを歌う人を決めましょう
バス・テノール・アルト・ソプラノは音声パートでしたね
皆さんが知ってる友達の名前をつけてもかまいませんが
取りあえず バスは男性で声の低い人 テノールも男性で、今度は声の高めな人
アルトは女性で声の低めな人 ソプラノは同じく女性で声の高めな人
私はバスは伊藤君 テノールは前田君 アルトはまきさん ソプラノは節子さん
に決めます
では本題です 課題を引用してゆきます
G Em C D
ソプラノ(節子さん)(レ) (シ) (ソ) (ラ)
アルト (まきさん)(シ) (ソ) (ミ) (ファ♯)
テノール (前田君) (ソ) (ミ) (ド) (レ)
バス (伊藤君) (ソ) (ミ) (ド) (レ)
さて上の図でとりあえず 今回はバスは除外します バスはコードのルートと考えて
バス以外の上三声 つまりテノール・アルト・ソプラノを
歌う前田君・まきさん・節子さんの、3人関係の中での共通音保留を考えて行きます
その上三声の構成音を見てみると
最初のGコードではソの音をテノールの前田君が歌ってます しかしEmに入った時
そのソの音は、今度はアルトのパートのまきさんが歌ってます そしてその時
前田君は音が飛んでミの音を歌ってます ・・・・何か違和感を感じませんか?
最初Gコードでソの音を前田君が歌ってたなら 次にEmに移っても
ソの音は前田君が歌った方が、前田君は同じ音を歌えば良いから楽ですよね?
またそうであるなら Gでシの音を歌ってたまきさんは Emの時
シからソに音程を変えなくても そのまま Emの ミソシの中の
同じくシを歌えば楽ではありませんか?
これが共通音保留の原則です
つまりコードが移るとき
1 前のコードで歌った音が次のコードでも、また同じ音が出てくる場合
同じ人(同じパート)がその音を歌います
2 そして前のコードと次のコードに同じ音 つまり共通音が無い場合は
前のコードで歌った音と出来るだけ近い音を、構成音から選択して歌います
そんなことを考慮して課題を見直すと
G Em C D
ソプラノ(節子さん)(レ) (ミ) (ミ) (ファ♯)
アルト (まきさん)(シ) (シ) (ド) (レ)
テノール (前田君) (ソ) (ソ) (ソ) (ラ)
バス (伊藤君) (ソ) (ミ) (ド) (レ)
となります 一番最初のGコードは前のコードの制約が無いので 好きな音の配置で良いと思います
またCからDに移る時はCとDは隣同士の音なので、
本来、もう一つの法則がありますが
現段階では、そこには触れずにおきます そして これによって極端な音が目立つ響きの無い
マイルドな優しい和声の響きになります
では課題です 共通音保留の2つの原則で、次のコードを完成してください
C Am F C
ソプラノ(節子さん)( ) ( ) ( ) ( )
アルト (まきさん)( ) ( ) ( ) ( )
テノール (前田君) ( ) ( ) ( ) ( )
バス (伊藤君) ( ) ( ) ( ) ( )
答え合わせは次回に
尚 音楽に関する質問にブログ内容に関わらずお答えします
コメントと違いメールなので公開はされません 特に愛知県の方歓迎です。
質問とお問い合わせ
C からD派またルールがあるというのは
隣接した和音はバスの動きと上三声が逆になるって理論ですか?
良く知ってるね 今回はやらないけど
それが正解!!
そうかなあと・・・。
上三声はピアノの右手と考えてもいいんでしょうか?
まあ 右手と考えたほうが分かりやすいかもしれないね。