蕎麦を食いながら腰抜けさんが「いっせいさん、午後のメニューは?」 その時の空気はギャグ漫画が一瞬劇画調なった感じか?! 優しい視線の端にキラリと鋭い光が刺したコトを私は見逃さなかった。 (そうだ腰抜けさんは多々石を走りたいんだ・・・ でも去年の苦い経験が私のトラウマになっている・・・) 「下りで勘弁して下さい」と言うのが精一杯のセリフだった。
キャンプ場に戻るナカジマさん&ふじむらさんとはR352の桧枝岐大規模林道分岐で手を思いっきり振りながらお別れして隊列本体は奥会津路を北上。途中の電光掲示板は気温29℃を示している。 桧枝岐集落に唯一ある農協スタンドはロードバイクで混んでいたので古町集落のスタンドを目指すがその5キロほど手前でRMXがガス欠。 こんな状況でビビるメンバーでは無い!(単独ではJAFを呼んだか?^^;) RMXを路肩で倒してタンクの右側に残っているガソリンを左側に移すと言うワザである! キックを踏むと掛かった♪
古町集落で給油(139㌔走行10.42㍑給油区間燃費13.3㌔/㍑ 燃費悪ぅ)&水分確保(ペットボトル500mlを二本)後隊列は高度を上げて多々石林道を目指す!
戸板峠手前では絶景が広がるが奥只見の残雪はカメラでは表現出来なかった。
下り始めて少しすると核心部の“日本庭園区間”である。岩の大きさが雰囲気を盛り上げる!
一番へボな私が先頭を走っている。 なんかあったらって言う事で隊長の腰抜けさんはケツ持ちをしてくれている。
ブッシュで視界が悪いのは承知の上だがたまに枝が首に当たったりする。 汗が出てゴーグルが曇りだしたが目を傷めたく無いので外さない。
先日の常磐ツーリングで右のハンドガードが脱落してそのままだったのが仇となり、ブッシュでブレーキレバーと干渉するのがウザイ が粛々と下る・・・
私の後ろにはSき原弟さんが追走している。
ミニ崩落部(去年私が熱中症したポイント)まできた。
写真を撮る余裕が出てきた♪
その後道が崩れてライン幅が狭いポイントにビビリながらもちょっとした広場で休憩。
一気にペットボトル500ミリ㍑を飲み干す!
休憩後しばらく藪漕ぎをすると出口が見えてきた!
嬉しくて後続の迷惑を考えず一枚撮る!
出口を出て振り返ってまた一枚!
私なりに達成感があった。なんだこんな事で感動するなんてレベル低ぅ~って思われる諸兄も多い事であろうと拝察するがお許しいただきたい。 私にとってはトラウマ克服の瞬間である!
廃道区間を出て広いダートに出ると開放感で一杯となりRMXのラジエーターに新鮮な空気を当ててやる! 国道出口手前の旧道区間で仕上げ。 多々石林道完抜きである。
後編に続く。
ってのは天才バカボンなんかで、人物の表情がホンワカした場面から一転陰影を多用した画風になる
「アレ」のことですね。
多々石は下りを選択したので、マシンは黙ってても転がってくからさほど時間掛かってないけど、苦労したんのは次に書くはずの「あそこ」ですな。
私メ、自分の企画じゃないので今回のレポは書かない予定ですが、画像・動画は何らかの形で紹介したいなぁ・・。
差し支えなければ自虐ネタで使いたいので私のへたれの画像下さいネ。
次に書くはずをお待ちしています。
劇画調の腰抜けさんはたぶんアノ顔だったのでしょう(笑)。その時の胸中お察しいたします。断れないですよね。
↑の腰抜けさんのコメントのあそこってどこでしょう?続きに期待!
>上原さんでしたかぁ~^^
そうそう、腰抜けさんが劇画調になったら逃げられませんネ。 でも上原さんなら既に一軍昇格しているようでしょうから恐いモン無しですよね?^^