『水郡線上り水戸行き 矢祭山駅 8:49着 久慈川第9橋梁』
OM SYSTEM OM-1
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
Mマニュアルモード撮影
絞り F/8.0
シャッタースピード 1/800秒
ISO感度 400
焦点距離 17mm
C-AF+TR 被写体認識「鉄道」
11/12 只見線通いを一服して里山に紅葉前線が降りてきた。前からちょっと気になっていた水郡線も撮ってみたいと思っていてリサーチしてみると茨城福島県境の矢祭山駅エリアが紅葉ポイントである事が解かった。このエリアは八溝山や阿武隈山地の林道ツーリングで一頃けっこう走っていた時期もあるがその頃は走りに夢中でさほど景観には興味もなく矢祭山はスルーしていた… しかし余談になるが宇都宮から福島に行くってなると中通りの郡山、福島市方面がメジャーで筆者が良く通っている会津通りも身近な存在だ。最近は会津率が格段に上がっている。浜通りまでは行かないがこの国道118号沿いは久慈川渓谷の景観も素晴らしく「わたらせ渓谷鉄道」のよきライバルの立ち位置も感じる。その久慈川もあっけなく福島県になるのだ。案外近い!
矢祭山公園内から…遠景の山の稜線に霧が残っている。
(あとで解かったがこの橋を渡った公園の駐車場なら比較的余裕がありそうだ)
この日は朝から濃い霧で場所によっては雲海のある景色が見られたかも知れない… ちなみに矢祭山駅前に駐車場があるがそんなに広くないので9時過ぎにはほぼ満車になってしまうのだ
『水郡線下り郡山行き 矢祭山駅 9:17着 久慈川第9橋梁』
矢祭山公園から降りて久慈川から撮ってみた。この位置は午前中だと逆光になる もちろん百も承知だ。
それでも橋梁脇のもみじが透過光に輝く構図優先なのだ
水郡線の上下二本が行くとしばらく静寂が訪れる 沿道沿いにはあゆの塩焼きなど売る店が開店を始める 「ラムネ」ののぼりが季節感を無視しているのが笑える
矢祭山駅は無人駅 次の列車が来るまで一時間以上あるので付近を散策
踏切りと久慈川の吊り橋を渡り対岸に来る 渡った先にも遊歩道が整備されている
「夢想の滝」
小さな渓谷の流れ込みがある そのまま進めば山頂まで登れるようだ
色づきも大人の錦絵かな?
吊り橋を戻る…
香りに誘われ小腹が減りあゆの塩焼きを求めるのはお約束
これは特大ではなく標準サイズ でも大き目で350円は観光地では良心的価格か?
再び矢祭山公園の参道を登る
矢祭山駅 10:57 下り郡山行き
手前の葉っぱにAFを合わせてあえて車両はぼかした 葉っぱにカマキリが固まっている(笑)
矢祭山駅 11:07 水戸行き
廃宅になった民家の屋根と電線が目障りではあるが生活感が出ても良いと思いこの構図で上下線を撮ってみた
「月見橋」
矢祭山紅葉で検索すると必ず出てくる橋 落ち葉も画にしたかったがそれには一週間早かったかな
国道沿いにはこの「奥久慈しゃも」と「奥久慈りんご」ののぼりが目立つ
(ごろんと大き目な軍鶏の切り身が八つ転がる 1,900円だけど納得)
お約束通り「しゃも蕎麦」をほおばりリンゴをお土産にしたのである。
隣の塙には、後輩のO君もいるというのに。
桜の季節も良さげなので再訪の予感です
渋滞もほとんどない穴場スポットかも知れませんね
トップ画像はそのまま水郷線の宣伝ポスターに採用されても不思議でない仕上がりですね。
4カット目も含めて、透過光を効果的に活かしたいとの意図がよく伝わってきます。
第9橋梁は列車を暗めに捕えたことで紅葉が主役であることが明確化していると拝見しました。
TOPの画像はお約束のポイントで三脚が並んでる後ろからギリギリ構図が入りましたが左下にカメラマンの頭が入ってます。もう仕方ありません。
一日ねばって撮る輩も多いと思いますが私はどうも性に合わずに移動しちゃうタイプですね。
桜の頃も良いらしいので再訪の予感です。