菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十九ノ十三日目

2023年09月04日 | Weblog
九月四日(月)雨のち曇り


芸術を
浴びることを目的として
芸術を
浴びた一日

兎に角
浴びた

午前中は
前々から観たかった映画を
午前一発目から

日本で
起こった実際の事件を題材に
日本人とは
国家とは
報道とは
正義とは
人間とは
生きるとは
命とは
噂とは

凄まじい作品を観れた

これが
全てとは思わないが
これが
起きていたんだという事実が
歴史には
表裏があることを
更に
更に
印象付けさせる

と言われるものは
を隠す蓋なんだと思わせる

何度も
溜息が漏れ
何度も
目を背けたくなるけど
これも
日本
これも
日本人

もっと
知りたい

だけど
知れば知るほど
分からなくなる虚しさ

ここと
向き合うことが
僕の
使命な気がした

午後は
ずっと
ずっと
繋がっている
演劇仲間の舞台観劇

先輩であり
後輩の役者陣の
劇団公演

とても
心に沁みて
身体が癒され
板の上に凛々しく立つ
先輩と仲間の姿に涙した

人は
生まれた時には
死ぬことが決まっていて
成長と老いの過程は
何処か同じように感じている

「立ち続けること」って
容易じゃないから

だから
立ち続けている姿に心打たれた

「人は死ぬために生き、別れるために出会う」
って言葉を思い出した

今日の演劇を浴びて
改めて
「死」への想いを巡らせたいと思えた

最近の劇作のテーマが「死」だったので
何だか運命的なことも感じつつ

無事に
千穐楽を迎えられるよう
鎌倉の寺で祈っております

今日の
二作品はこちら





帰り

鎌倉の空は
優しかった


今日も
どうもありがとう
貴方に逢える日を
愉しみにしております
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