二月二十一日(水)雨
昨日
脱稿した
ワインガールズ第一稿
こちらは
一夜明けて
新たなアイディアが生まれ
ブラッシュアップした
第二稿構想を
練り始めた
執筆作業は
渚バカへ本格化
こちらは
ワインガールズよりも
稽古早く始まるし
本番早いしで
来月中旬には脱稿したい作品
昨年の
波バカからの続編
しかし
年始の能登地震を踏まえて
震災って?
復興って?
概念が去年とは
ガラッと変わった日本
気持ちは
一気に福島に戻り
あの登場人物たちと向き合ってみる
僕の書いた
あいつらは
波バカが終わっても生き抜いている
それどころか
あの頃とは
まったく別の人間になっているはずだ
人間は
相手を止める癖がある
自分自身は
毎日変わってるくせに
「痩せたね」
「太ったね」
「老けたね」
「大きくなったね」
「大人になったね」
「生意気になったなあ」
「そんなんだっけ?」
止めておいた方が
自分が楽だから
でも
人間は毎日変わる
僕の好きな随筆で
鴨長明の方丈記ってのがある
「ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず」
川は
毎日変わらずそこにあるけど
流れている水は常に変わってるだろう
無常観
全ては絶えず変化して
全ては滅んでいく
ごもっとも
だからこそ
命は美しい
ワインガールズ舞台の
桔梗が原のメルロー頂きました
ワインも
葡萄の命
明日も
小欲を捨て
大欲に立つ