安倍晋三首相と肝胆相照らす作家の百田尚樹氏の「贔屓の引き倒し」暴言に閣僚や与党幹部らが大慌て!

2015年06月27日 02時28分51秒 | 政治
◆「贔屓の引き倒し」(ひいきし過ぎて、かえってその人を不利にすること)とは、安倍晋三首相と意気投合し、肝胆相照らす関係の作家の百田尚樹氏のことだろう。
 安倍晋三首相に近い加藤勝信官房副長官、萩生田光一党総裁特別補佐をはじめ自民党の若手国会議員ら約40人が、党本部で開いた憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇話会」で暴言を連発したというのだ。発言は、以下のようだったという。
 「基地の地主さんは年収何千万円なんですよ、みんな」「ですからその基地の地主さんが、六本木ヒルズとかに住んでいる。大金持ちなんですよ」
「うるさいのは分かるが、そこを選んで住んだのは誰だと言いたい」「基地の地主は大金持ち。基地が出て行くとお金がなくなるから困る。沖縄は本当に被害者なのか」
 「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」
出席議員からは、百田尚樹氏の暴言に刺激されて、過激な発言が飛び出したという。
「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働きかけてほしい」「沖縄は戦後、予算漬けだ。地元紙の牙城でゆがんだ世論をどう正すか」
◆民主党・無所属クラブの寺田学衆院議員と辻元清美衆院議員が、早速、6月26日午前、午後の衆院平和安全法制特別委員会の集中審議中、自民党本部内でこれらの暴言、過激発言が行われたことを取り上げ、自民党総裁である安倍晋三首相を追及した。
 安倍晋三首相は、「報道が事実なら大変遺憾だ。(勉強会は)党の正式会合ではない。有志の会合だ。発言がどのように報道されたかは確認する必要がある」「党において、さまざまな議論が行われる。基本的には自由と民主主義を大切にするので、報道の自由は民主主義の根幹だと言うことでの議論だと思っている」と述べたものの、謝罪しなかった。加藤勝信官房副長官は勉強会に参加した理由について「(百田氏は)作家としての立場で話していた。そうした視点の意見は拝聴に値すると思った」と説明した。
◆この問題発言に対して、各閣僚や与党幹部らは大慌て、6月26日午前の記者会見で批判し、「火消し」に躍起だ。
 菅義偉官房長官「我が国は憲法で表現の自由が保障されている」「地元メディアの報道は許された自由だと考える」
 石破茂地方創生担当相「我々は政権の側にいる。言論の弾圧と受け取られかねないようなことは心していかねばならない」
山口俊一沖縄・北方担当相「自民党本部でやった会合。場所柄を考えていただきたい」宮沢洋一経済産業相「報道の自由を脅かすようなことは適当ではない」
 谷垣禎一幹事長「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」
衆院平和安全法制特別委員会の浜田靖一委員長「しかるべき人に注意したい」
自民党の江渡聡徳筆頭理事「謝罪する」
公明党の井上義久幹事長「政治に関わる者としては言論、報道の自由はしっかり尊重すべきだ」
 「1強多弱」下、すっかり傲慢になってしまったのは、安倍晋三首相ばかりでなく、取り巻きの若手議員だ。油断していると次期総選挙や次期参院議員選挙で「議員バッチ」を失うことにもなる。「奢れるもの久しからず」という平家物語の冒頭を読み返してみる必要がありそうだ。
【参考引用】 
 沖縄タイムス 6月26日午前5時26分、「百田尚樹氏『沖縄の新聞はつぶせ』自民勉強会で暴言連発」
 毎日新聞 6月26日午後0時56分、「百田氏発言:安倍首相『事実なら大変遺憾だ』」

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
自民党の中堅幹部以上の議員は、厳しい世論が「我が身に跳ね返らないか」と危機感を抱いている。

◆〔特別情報①〕
 「1強多弱」に胡坐をかいてきた自民党内で、安倍晋三首相に対する批判、内閣支持率の低下傾向への憂慮、強引強硬な政権運営への懸念などが、渦巻き始めている。約6割を占めている衆院当選1回~2回組や参院当選1回組は、落選の悲哀を知らず、安閑としているけれど、中堅幹部以上は、「安全保障法制整備関連法案」に対する厳しい世論が、「我が身に跳ね返らないか」と危機感を抱いている。「油断大敵」という言葉を噛みしめているのだ。

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