そもそもハンコを捺す理由って何??
「ハンコ出勤」やめたい。企業、電子契約の関心高まる
書類にハンコを押します。やたらハンコの欄が多くて、一つの書類が決裁するのにあちこち回ってやたら時間がかかる・・・
そんなもの担当部署に直接出して受理するかボツにするか決めればいいじゃん・・・
そんな感じでしょ?
でも、ハンコ文化ってそうそうなくならないと思いますね。
少なくとも今の仕組みから変えていかないと無理です。
そもそもハンコを上長が捺す意味って「承認する」という意味あいでしょ?
「この案件は上長である私も了承してます。ヨロシクお願いします」
という意味がある訳です。
例えば上長が提案書を見て「これじゃダメだよ」と却下する事もある訳だから、提案に対してフィルターの役割をするのが承認印なんですよね。
考えてみてください。
そのフィルターが全部取っ払われて、全部の提案書が担当部署だけで判断となったら、各部署の事情から頭に入れておかないと到底判断なんぞ出来ない訳だし、確実にパンクしちゃいます。
ただ、これがある時から「責任」のほうにウエイトが傾いた気がします。
「誰の責任で承認したのか?誰が責任を取るのか?」
となると自分だけで責任を引っ被るのはしんどいから、関連部署にも責任の一端を担ってもらいましょ・・・あそこもあそこもそうだよね。
皆、この提案に関わったよね?皆で責任持とうね・・・
提案書が各部署をぐーるぐる・・・
こんな感じでしょ?
多分、ハンコの仕組みを無くしても、この責任の押し付け合いという流れを断ち切らない限り。新しい仕組みが導入されても堂々巡りな気がしますけどねぇ・・・
そう言えばまだマイナンバーカードの通知来ないな・・・
どこをぐるぐる回ってるんだよ、俺のマイナンバー申請は(笑)