体罰というより、これ教師が熱血に酔ってるだけの話だと思う。
記事を読むと「なんだかなぁ」って思うんですよ。
確かに自分の時代は体罰みたいなものがあって、先生にぶん殴られた事もあったけど、でもそこにちゃんと信頼関係みたいなものがあって、だから殴られてもしゃあない事をやったんだって自分の中でちゃんと完結できてた。
自分の中ではね。
でも、この記事を読むとまず教師と生徒の間に信頼関係はあったのかなぁと。
いや、顎が外れるくらいのビンタかわからないけど、力加減考えてないでしょと。
それ、絶対感情的になってるでしょと。
その後暴言、まあ教師からすれば叱咤激励だったというんだけど、それは教師と生徒の間でちゃんと信頼関係があればこその話なんだよね。
それがない、又は希薄であれば、それは只の暴言であり、言葉の暴力ね。
どうにもこの教師、スクールウォーズとか熱血青春ドラマの影響を受けちゃってるんじゃないのと。
それを目指すのはいいけど、それがちゃんと生徒に伝わってなければ、ただウザイだけだと思うよ。
そもそも指導になってないもん。
うちの大会で、ある若手選手が試合をしてて、主催者の自分らは「よかった」としたけど、この二人、先輩レスラーに試合の感想を訊きに行ってた。
先輩レスラーはそれぞれのいい所、改善点をちゃんと指摘して、それだけじゃなく、きちんと対処法まで丁寧に教えてた。
これが指導だと思う。
ちゃんとそこには信頼関係も存在していたしね。
体罰はアリだとは思うけど、体罰=暴力ではないし、この教師がやった事は暴力だと思う。
ま、そんな感じですわ。
