新!編集人の独り言

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全日本プロレスを観てきました。

2011-01-04 06:16:49 | Weblog
プロレスについては本当に「醒めている」部分があって、どーにもこーにも食指が動かないんですわ。
だから去年は喪中という部分も含め、醒めた部分も含め、行くのを控えてました。

で、年も明け、喪も明けて、一度は行こうかなという事で。
ただねー、心の中でやっぱり醒めてましたね。心の中でワクワクしない。
落語に行った時なんざワクワクしまくるのに今のプロレスにはそれを感じない。

だからあえてリハビリ感覚で、全日本プロレスに行った訳ですよ。
本当は1.4ドームにしようかとも思ったんですが、あそこは雰囲気を味わう場所で、しかもお世辞にも今の新日本ドームって満杯にならないから寒々しい感じがあって、今の自分では虚しさが残るかなあと。
後楽園ホールならまあ、その部分はクリアできるかと思いましてね。

で、結論から言うと・・・
イカンです。全然ダメ。
一度消えた火を燃え上がらすのは、相当難しいですね。

さて、ここからはきつめの感想です。
批判に近いかもしれない(笑)
 

久々に見たプロレスは「プロレスリング」というより寸劇に近い感じがしたんですよ。
よくも悪くもWWEの粗悪品というか、何したいんだろうと。
全日本プロレスは確か「パッケージプロレス」を謳ってたと記憶しているから、ある意味これが完成形なんだろうけど・・・

自分なんかは技の攻防が見たい訳ですよ。腕の取り合いとかそういうの。
でも久々に見た「メジャーなプロレス」は若手から大技の連発であったり、ロープワーク重視の試合の組み立てであったり、マイクアピール合戦であったり・・・

「プロレス」は「プロ・レスリング」とは別物だな、こりゃ。
  

アジアタッグに挑戦した本田・菊池組
馬場全日本対武藤全日本の激突として楽しみにしてたのに、目の前で繰り広げられたのはキャラクター全開の緊張感のないプロレス・・・・特に菊池選手のそれは・・・キャラクターだから仕方ないだろと言われたらそうなんだろうけど、馬場さんが見たら泣くと思うけどなぁ。
本当・・・選手権試合なんだけどなぁ・・・

もっと酷かったのは世界タッグ。
権威あるタイトルなんだけど、いまやその面影もないですね。
ブッチャーとかシンとかも暴れまくりましたけど、ちゃんと技の攻防で締めるところは締めてたんですよ。
違うもんなぁ・・・あの展開でお客さんが納得しているのが自分的に「すげえなぁ」と思うし。
だって、焦点がTARUさんとKENZOのいざこざだったりするんだもん。
そしてお客置き去りのマイク。
KENZO置き去りの展開・・・

これがプロレス??

うーん・・・・

よかったのがゲスト参戦した大日本勢。
本当に技の凄みだけで、試合を成立させてました。
これなんですよ。ヘタなマイクパフォーマンスなんていらないですよ。
最近ネコも杓子もやるんだよなぁ、ヘッタクソなマイクパフォーマンス。



後バトルロイヤルはおもしろかったですね。
これは別物として楽しませてもらいました。

どうも自分の感覚と世間のプロレス感にズレがあるんだろうし、やっぱり醒めた部分があるから心の底から楽しめないという部分もあるし、メジャーがこれだと・・・

ま、あくまで自分の感覚で話しているから「時代遅れだろ、そりゃ」と言えばそれが正解なんですけどね。

でも、プロレスって技の攻防だけで客を納得させるべきだと思うんだけどなぁ・・・







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