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10/5頑固プロレス

2008-10-06 05:46:02 | Weblog
さて、そんな訳でいつもどおり「客目線」での観戦記です(笑)

渡辺対野村
前回野村選手は本当に関係者全員からボロクソに叩かれたそうな。それでうちのナベさんの出番となった訳で、どうなることやら・・・
実際ノーロープという事で、否が応でもグラウンド中心の展開にならざるを得ない訳で、そうなると問題点っていうのが浮き彫りになりやすいんですよね。
で、野村選手の問題点がなんとなくわかったような気がします。
一言で言えば一点集中してないんですね、闘い方が。
4の字やったかと思えば胸板にチョップ、かと思えば腕殺しとバラパラ。
あれじゃ本当に効いているのかわかりづらいですね。

とはいえそれほど悲惨な試合はしていなかったとは思うんですよ。それはナベさんの試合運びでアラが隠されてるのかもしれませんが(苦笑)

高津対吉川
この試合は文句なしに面白かったですね。
どことなくうちの雰囲気に似ていたのもあるんですけど、殺気が凄く漂ってました。吉川選手の攻めが本当に説得力があり、ケリの一発一発が物凄い音を立てて決まっていく。対して高津選手はそれを受けまくって、投げ技一閃!
本当に異種格闘技戦の雰囲気満載でした。

覆面太郎対加藤
太郎選手の奇襲からスタートしたこの試合。いやいやド迫力の試合でした。
加藤選手のうまさも相変わらずですが、太郎選手がこの日は凄かった。
今時のパワーファイターってロープワークを使って相手にぶつかるって感じが多いんですけど、この試合に関してはロープワークなしでもできる人はパワーファイトができるんだという事を教えてくれました。
ある意味で全パワーファイターはお手本にすべき試合かなぁと。
展開は両軍入り乱れての大乱闘になった訳で・・・

大久保・リッキー対菅原・戸田
その乱闘からメインになだれ込んでの試合。大久保選手と菅原選手の意地の張り合いはもう素晴らしかったです。前回ロープワークを駆使してプロレスをしようとしていた大久保選手ですが、正直不恰好だったんですよ。だから今日はアクシデントでロープはなかったんですけど、本来の格闘技選手のイメージが前面に出ていてムダな動きもなく、本当に格好よかったですね。そしてリッキーさんのうまさ。これはもう飛び道具ですからね。戸田選手との絡みは見ごたえ十分でした。

試合は大久保選手が獲られてジエンド。
菅原選手がかなり辛らつなマイク。そしてベルト挑戦をアピール。
確かに菅原選手の言っていることは正論なので反論はできないけど・・・・
そこまで言われて黙ってたら男じゃないもんね。

という事で
次回大会で大久保対菅原のタイトルマッチが決定。

いやあ、ノーロープという異様な状況で今回は行われた訳ですが、こと今回の大会にしてはその状況がプラスに出たと思います。
頑固プロレスは多分ロープワークをしないほうが迫力が出るんじゃないかと。
スタEさんはスピード感というイメージがあるんですけど、頑固さんは重厚感というか、武骨感というか、そういう方向でいけばいいかと。
意外とヘビー級の選手が跳んだりすると「おおっ」とはなるけど、軽く感じたりするじゃないですか。

後個人的には大久保選手が本当に素晴らしかったですね。
前回バッシングが凄かったらしいですけど、どうしてどうして。
確かに負けちゃったけど、あれだけお客さんを釘付けにした闘い方ができて『しょっぱい』なんて事なないですよ。もっと胸を張って欲しいですね。

次回のタイトルマッチ、これは本当に名勝負になる予感がしますね。

以上報告を終了します(笑)

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