「確かに今回のトラブルってさ、俺とオーナーのいざこざかもしれないよ。でも本部の対応、ちょっとおかしくないかい?」
この俺の切りだしに本部の上司がちょっとムッとした顔をした。
「それはどういう事でしょうか?」
「詳細はオーナーと俺でシャンシャンでよかったね・・・そんな感じなんだよな」
「やはり当事者同士の和解が一番かと思いまして」
「でもさ、俺の苦情っていうのはあんたのところのホームページから入れてるんだよ。わかる?」
「はい・・・」
「こっちからすれば店のオーナーとか関係ない訳ですよ。その店が直営店なのか契約店なのか、こっちはそんなの知るかい!それはそっちのコンビニが契約の際にやる話なんだから。こっちはさ、そっちのコンビニに対してクレームを入れてるんだよ。わかる?」
「はい・・・」
「で、事件起こったの先週日曜、で今日は土曜日だよ。1週間も経過している。あまりにも対応遅すぎないか?」
「申し訳ございません」
「大体ね、担当の君、こういうクレームは時間をなるべくかけないってことは基本だろ?」
「はい、申し訳ございません。あまり遅くなるとかえってお客様にご迷惑がかかるかと思いまして・・・」
「夜の7時くらいならまだ失礼な時間とはいわないよ。あそこで翌日まわしにしたらそれだけ解決が遅れる、こじれると言う事、わかるだろ?感情っていうのは増幅するもんなんだから」
「申し訳ございません」
「いや、これは私も報告を受けまして、多分編集人様に電話をかけたくないという意識が働いてしまったんではないかと思います」
何、冷静に分析してるんだ?
お前のところの部下がやらかした二重クレームなんだってえの。
「気持ちはわからんではないけど、これは仕事ですよ。イヤかもしれないけど、とりあえず謝罪ですよ」
「申し訳ございません」
「で、そういう対応は遅い、謝罪メールはこない。確認したら担当者の調査が完了したら出します・・・ってさ、じゃあ文句言わなければさらに遅れるってことだろ?」
「いえ、そんなことは」
「事実今日現在でメールきてないんだけど。依頼かけてないでしょ?」
「・・・はい・・・」
「これだもん。結局本部は傍観してるだけじゃん。うちは謝るだけですよみたいな。違うだろ!お客はあんたのコンビニでイヤな思いをしてだよ、あんたのところのHPに苦情を入れたんだろ?ということは、加盟店に謝罪させることも必要だけど、まずは本部としてお客に誠意を尽くさないといけないんじゃないの?」
「・・・はい・・・申し訳ございません」
「オーナーの誠意は伝わったよ。でも本部の誠意ってなんだよ。こうやって仲介することではないだろ?あなたたちだって謝罪する立場だよ。ヘタしたらもっと悪質。だって苦情に対して放置してるんだもん。そう言われても仕方ないと思うよ」
ここまでの一連を読み返してもらうとわかるんですけど、ここまで本部は仲介しかしていない訳で、自分はこのコンビニに対して「本部はこの不始末についてどーなんだよ?」って聞いている訳です。
それに対して本部は言葉で謝罪はしているけど、メールでの謝罪とかは一切なし。
一般的にこういう場合、普通メールなり文章なりで謝罪するのは当たり前だったりします。 ましてやこっちは怒っている訳だから。
さすがにこの攻撃は上司の言葉を詰まらせましたね。
反論ができません。
だってヘタに反論したら、ドロ沼になるのは向こうもわかっているでしょうから。
「わかりました。至急これまでの経緯を含めて、メールにて謝罪ならびに報告をさせていただきます。配慮がたらず申し訳ございませんでした」
再び頭を下げる3人。
もうこれでいいや。
「じゃ、俺は帰るから、どうせこの後話し合いすんでしょ?ジャマだから消えるから」
「すみません、これを・・・」
何やら紙袋を差し出してきた。
「いらないよ。持って帰んな」
「いや、そういう訳には」
「だつたらさ、店のお姉ちゃんに食べさせなよ。絶対あんた高圧的になんかお姉ちゃんたちに言ったんだろうから。ごめんなさいって言って、食べさせなよ。そうやってコミニュケとれってよ」
「・・・ありがとうございます」
「じゃ、帰るから」
立ちあがって三人がお辞儀。
ま、こんな感じでしょ。
後日・・・昨日ですか。
本部から謝罪のメールが届いてました。
これまでの経緯、対応の悪さについて謝罪文が書かれてました。
ま、こんなもんでしょ。
以上、長々と書きましたが、これが先週1週間の騒動でした。
お粗末!
チョ~ン!!
この俺の切りだしに本部の上司がちょっとムッとした顔をした。
「それはどういう事でしょうか?」
「詳細はオーナーと俺でシャンシャンでよかったね・・・そんな感じなんだよな」
「やはり当事者同士の和解が一番かと思いまして」
「でもさ、俺の苦情っていうのはあんたのところのホームページから入れてるんだよ。わかる?」
「はい・・・」
「こっちからすれば店のオーナーとか関係ない訳ですよ。その店が直営店なのか契約店なのか、こっちはそんなの知るかい!それはそっちのコンビニが契約の際にやる話なんだから。こっちはさ、そっちのコンビニに対してクレームを入れてるんだよ。わかる?」
「はい・・・」
「で、事件起こったの先週日曜、で今日は土曜日だよ。1週間も経過している。あまりにも対応遅すぎないか?」
「申し訳ございません」
「大体ね、担当の君、こういうクレームは時間をなるべくかけないってことは基本だろ?」
「はい、申し訳ございません。あまり遅くなるとかえってお客様にご迷惑がかかるかと思いまして・・・」
「夜の7時くらいならまだ失礼な時間とはいわないよ。あそこで翌日まわしにしたらそれだけ解決が遅れる、こじれると言う事、わかるだろ?感情っていうのは増幅するもんなんだから」
「申し訳ございません」
「いや、これは私も報告を受けまして、多分編集人様に電話をかけたくないという意識が働いてしまったんではないかと思います」
何、冷静に分析してるんだ?
お前のところの部下がやらかした二重クレームなんだってえの。
「気持ちはわからんではないけど、これは仕事ですよ。イヤかもしれないけど、とりあえず謝罪ですよ」
「申し訳ございません」
「で、そういう対応は遅い、謝罪メールはこない。確認したら担当者の調査が完了したら出します・・・ってさ、じゃあ文句言わなければさらに遅れるってことだろ?」
「いえ、そんなことは」
「事実今日現在でメールきてないんだけど。依頼かけてないでしょ?」
「・・・はい・・・」
「これだもん。結局本部は傍観してるだけじゃん。うちは謝るだけですよみたいな。違うだろ!お客はあんたのコンビニでイヤな思いをしてだよ、あんたのところのHPに苦情を入れたんだろ?ということは、加盟店に謝罪させることも必要だけど、まずは本部としてお客に誠意を尽くさないといけないんじゃないの?」
「・・・はい・・・申し訳ございません」
「オーナーの誠意は伝わったよ。でも本部の誠意ってなんだよ。こうやって仲介することではないだろ?あなたたちだって謝罪する立場だよ。ヘタしたらもっと悪質。だって苦情に対して放置してるんだもん。そう言われても仕方ないと思うよ」
ここまでの一連を読み返してもらうとわかるんですけど、ここまで本部は仲介しかしていない訳で、自分はこのコンビニに対して「本部はこの不始末についてどーなんだよ?」って聞いている訳です。
それに対して本部は言葉で謝罪はしているけど、メールでの謝罪とかは一切なし。
一般的にこういう場合、普通メールなり文章なりで謝罪するのは当たり前だったりします。 ましてやこっちは怒っている訳だから。
さすがにこの攻撃は上司の言葉を詰まらせましたね。
反論ができません。
だってヘタに反論したら、ドロ沼になるのは向こうもわかっているでしょうから。
「わかりました。至急これまでの経緯を含めて、メールにて謝罪ならびに報告をさせていただきます。配慮がたらず申し訳ございませんでした」
再び頭を下げる3人。
もうこれでいいや。
「じゃ、俺は帰るから、どうせこの後話し合いすんでしょ?ジャマだから消えるから」
「すみません、これを・・・」
何やら紙袋を差し出してきた。
「いらないよ。持って帰んな」
「いや、そういう訳には」
「だつたらさ、店のお姉ちゃんに食べさせなよ。絶対あんた高圧的になんかお姉ちゃんたちに言ったんだろうから。ごめんなさいって言って、食べさせなよ。そうやってコミニュケとれってよ」
「・・・ありがとうございます」
「じゃ、帰るから」
立ちあがって三人がお辞儀。
ま、こんな感じでしょ。
後日・・・昨日ですか。
本部から謝罪のメールが届いてました。
これまでの経緯、対応の悪さについて謝罪文が書かれてました。
ま、こんなもんでしょ。
以上、長々と書きましたが、これが先週1週間の騒動でした。
お粗末!
チョ~ン!!