新!編集人の独り言

名無しの悪質なコメントがありコメントはなくしました。
名乗ることもできない奴にコメントする資格はありません。

緊急事態その3

2008-01-13 09:52:05 | Weblog
さて、翌日・・・
頼まれた着替えや洗面道具、そしてなにより「高級蒲鉾と卵焼」を持って病院へ。
「持ってきてくれた?」
「何を」
「かまぼこ」
「そっちかよ」
荷物をボックスにツッコミながら、お袋の発言にもツッコミを入れてしまいました。

その後、先生から「手術は木曜日、その前に具体的な説明をしますので水曜日に来てください」と言う事。
キツイんですよ、2連休・・・
兄貴は兄貴で「わりぃ、今週全然休めない」

・・・何?今回も俺が全部やんの???

まあ、しゃあないので、会社に申請。
事が事だけに了承は早かったスね。

帰る間際に・・・
「あのさ、冷蔵庫に千枚漬があったかと」
「持って来いと」
「そうは言ってないけど、あんた達で食べてくれないと、すっぱくなっちゃうんだよね」
「そうだよな」
「でもアンタ漬物好きじゃないから・・・勿体無いよね」
「何がいいたい」
「いや、勿体無いと」
「わーったよ」

要は食べたいと。持ってこいよと。私にも食わせろと・・・
なんちゅう患者じゃ(苦笑)

さすがに毎日行くと疲れるのと、兄貴がちょうど病院に行くので(同じ病院なんだわ)兄貴に持っていってもらうことに。そのくらいやってもらわんと。
「あらぁ、悪いわね。催促したみたいでって言ってたぞ」
言ってるよ、キッチリと。

さて、水曜日・・・
先生から説明を受けて、約3時間の手術・・・結構大きい手術になりそう。
要は肩にプレートをはめて、ボルトを打ちこむ。
よくレスラーがひざにやるアレですね。

「要はサイボーグ化ですね」
「まあ・・・そうですね」
先生苦笑い。ううっ、特撮オタがバレてしまった。

翌日手術日
この日は極力直前までバカに徹してました。つかね、周りが重いと、患者はもっと不安になりますから。
「じゃあ改造手術いってらっしゃい」
まあ、こんな感じです。
待つ3時間が物凄く長い。
雑誌も隅々まで読んで、MP3聴いて、まだ時間が余る。
うかつに外に出る訳にいかないしなぁ・・・

手術が終わったのが1時ちょいすぎ。
「無事終了しましたよ」
という先生の声に安堵。
と同時に脱力感と空腹感が襲ってきた。

お袋はまだ麻酔の関係で意識が混乱しているみたいで
「何が起こっているのかわかんない」と言う言葉を連発。
まあ、その台詞が出ているなら問題ないな。

一通り処理を終わって、帰途につく。

そして、その翌日・・・
まさかの展開が・・・

続く・・・
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急事態その2

2008-01-11 12:36:15 | Weblog
会社を出て1時間後には病院に到着。
まあ、タクシーを使いましたから、早いっちゃあ早い。

3階のナースセンターで先生とお話
「肩を複雑骨折してまして・・・まあ、手術をオススメしますが、どうしましょう」
「命に別状はないんですよね」
「ま、骨折ですからね」
「あ、じゃあジャンジャン手術やっちゃってください」
命に別状がなければいいや。
大体こういう時ってやな話ばっかりだったからなぁ。

つか、病院大げさだよ。緊急を要する話でもないじゃんか。

とはいえ、緊急事態には変わりなし。

とりあえず、病室へ。
お袋、ベッドの横に座ってる。
「ホレ見ろ、複雑骨折じゃねーかよっ」
「腕動くんだけどねぇ。痛いんだよねぇ」
「そりゃそーだろ。折れてるんだから」
「そうなのよねぇ」
「飯は?」
「あ、おいしく頂きました」
「何だよ、こないだはまずくて食えたもんじゃねえって言ってたじゃんか」
「おかゆじゃないもん」
「何だそれ?」
「おかゆ嫌いだもん」
「よくそれで好き嫌い言うなって言ってたよなぁ」
「教育だもん」
「で?いつもの入院セットを用意すればいいんだよな」

もう、何度も入院しているので、いい加減何持ってくればいいのかわかっている、こんな自分がちょっと情け無かったりする(苦笑)

「あ、後ね、かまぼこと玉子焼持ってきて」
「何だよそれ」
「あんた達だけでおいしいもの食べようなんて、そうはいかないから」
「さっき病院食おいしく食べたって言ってなかったか?」
「所詮は病院食だもん。だってあのかまぼこ1500円もするんだよ。アタシも食べたいわよ」
「いいのかよ、そういう事やって」
「内臓系じゃないし、カルシウムだし」
「わーったよ。ったく、わがまま全開だよなぁ」

ある程度段取りが固まった頃兄貴到着。おせーよっ!

「で、何すればいい?」
「もう段取り終わったよ」
「あっそ」

ドッと疲れるんだよなあ・・・

まあ、この日はとりあえずこのまま帰る事に。

「また一ヶ月入院だとさ」
「別荘だよなぁ。今や」
「今回スキーはパスだよなぁ」
「しゃあないよな。こんな状態でスキー行ったら鬼のようだもんな」
「行きたいけどね」

そんなこんなで翌日・・・・

続く・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急事態その1

2008-01-10 06:33:15 | Weblog
1/4の午後4時ごろの話
仕事をしていた自分の携帯がなりました。
珍しいよ、お袋だよ。

こういう時って何かやらかしたなと、ちょっとやな予感が脳裏をかすめる。
「まいったよ、コケちゃって、肩痛いのよ」
「病院いきなよ」
「うーん、動くから大丈夫だよ」
「ダメだよ。痛いんだろ」
「痛いけど・・・でも安静にしてれば大丈夫だから」

出た!いつもこうやって病院行きたがらないんだからな。
んでもって夜中に痛い痛いを連発するの見えてるもんなぁ。
こうなると強気に出るっきゃないですから。

「何言ってるんだよ、今から救急車呼ぶぞ。いいな」
「やめてよ~、みっともないから、やめてよ~」
「痛いから連絡してきたんだろ?」
「そうだけど・・・」
「耐えられるんなら、仕事中に電話かけてくんなよ!迷惑だよ。俺は口聞いてるほどヒマじゃないんだよ」
「・・・」
「救急車、呼ぶぞ」
「それだけはやめて」
「病院行け!夜中に呼び出されたら、それこそ俺らに迷惑かかるのをいい加減わかってくれよな」
「でも、どうやっていけばいいのよ」
「タクシーとかで行けばいいだろ」

キツイ言いかたとは思いますが、そのくらい高圧的に言わないと、本当に行かないんだよね、この人。頑固なんだわ。しかも極度の病院嫌いだし。

とりあえず、病院に行くことに。

さて、こうなるとうちの兄貴に現状報告しようとしたものの
「携帯がつながらない」
そうなんです。うちの兄貴は携帯はあるものの、携帯していないんです。
役所は携帯を持ちこむのを禁止しているそうで、携帯はロッカーの中。

意味ないじゃん。

仕事終わりの時間を見計らって数十回かけまくるもつながらず。
おいおい、緊急連絡できねえじゃねえかよ。
あてにならない奴だなぁ。

そうこうしてるうちにお袋がちゃんと病院行ったか不安になる。
という事で再び実家に電話。
出ない・・・よし、病院行ったな。

いや、そのくらい病院行きたがらないんですわ。

電話を切ると同時に電話がなる。げっ、病院からだよ。
「病院なんですが・・・息子さんですか?」
「はい」
「お母様が入院することになりまして、その件で先生がお話したいことがあるとの事で、本日こちらに来れますか?」

出たよ、告知。
いや、多分こけて痛いって言う事は、骨折したなと読んだけど、入院と言う事は「複雑骨折か粉砕骨折」のどちらかだな。でも先生の告知ってなんだろう。
前回もこんな調子で「ガン宣告」くらったしなぁ・・・やだなぁ。

まあ、定時と同時に会社を飛び出し、病院に向かったのでした。

この話、続く。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スキーの逆襲

2008-01-09 18:13:06 | Weblog
今週末に公開の「銀色のシーズン」という映画。
さらにアルペンが広瀬香美を使って、キャンペーンCMをバンバン流し始めた。
さらに車のCMにもスキーのシーンを挿入している。

おっとぉ、スキーブーム再来するかなぁ。

特に映画については当時の「私をスキーに連れてって」に通ずるものがあるからねぇ。
今回はコブクロでしょ。当時はユーミンだったっけ。
フジテレビがこれからスポットCMバカスカ流すから、絶対ヒットするもんなぁ。
映像もきれいだし、内容も多分一ひねりしているだろうし。

これで影響されてスキーやりだす奴って結構いるはずなんだよね。
そこにアルペンのCMですよ。
昔の曲を引っ張り出してるから当時の若い人(自分含む)が「おっ、懐かしい」って事で、スキー場に行くんだよね。
今時のスキーは素人さんでも簡単に滑れる「カービングスキー」が主流ですから、スキーの楽しさがわかるはず。
つか、ハマるよねぇ。

今週末、本当は行く予定だったんだけど、まあ行けなくなったのはしゃあない。
来月は絶対行くからね。

とにかく、スキー業界の逆襲が始まったのは間違いないですねぇ。

んなこって・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足が痛ぇんだょ~2

2008-01-08 17:07:49 | Weblog
相当ストレスが溜まっているようで、いつもの痛い痛い症状が出ています。
傷みを出さない薬(鎮痛剤じゃない奴)を飲んでてこれじゃ、相当なもんですな。

まあ原因はストレス以外の何者でもない訳で、今日は坐薬の出番だなぁと。

明日は某所で会社を休んで打ち合わせ。
これがね、ストレスの原因の一つ。
さらに、翌日はその実践で・・・・すっげーストレス。

そりゃあね、痛くもなるってもんです。

さて、それはどーでもいいんですがね。

今日は東海道線で「特急仕様」の電車だったんですよ。
すごいね、行列が(笑)
確かにすわり心地が全然違うもんなぁ。
揺れないし、ラクだし。
わざわざ、1本遅らせて乗る奴もいるみたい。

んで、俺の隣の人。
座席に座るなり、駅弁を広げる。
「あー、きっと藤沢あたりに出張なんだろうなぁ」
と思ってた訳ですよ。
その駅弁って自分も食べた事あるけど、すっごいボリュームだし。

でも、その人、自分と同じ川崎で下車してやんの。

ええええっ!
わずか18分ですよ。東京→川崎って。
なぜ駅弁食べてるんだ。
しかも品川駅で売っている駅弁を(笑)
しかも800円もする駅弁を。

信じられん・・・
とりあえず川崎駅にも朝食を食べるところくらいはあります。
ショボイけど。

それともこの人は「川崎のメシなんか食えるか!」というポリシーの持ち主なんでしょうかね?

うーん・・・つわものだ。

今日はそんな訳でいつもより30分ほど早く会社に到着したので、さっさと仕事開始。
そしたら、さすがにデータの取り込みが早い早い。
いつもこれだけサクサク動いてくれたらいいんだけどね。
おかげで、予定していた時間を大幅短縮しちゃいました。

で、今こんなの打っている訳です。

という事で、仕事に戻ろっと。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精神不安定日記(笑)

2008-01-08 12:33:20 | Weblog
つかね、新年早々かよっ(笑)

まあ、今回は色々なものが複合しているので、これが原因だよっ!っていうのは無いですね。
それは「緊急事態」がやっぱり大きいんだけど、会社には極力持ち込みたくないんだよね。その緊急事態のおかげで、予定していたスキーもオジャンになってしまったし。

まあ、それは仕方ないと頭では理解しているんだけど、やっぱり一抹のイライラはどうしても残ってしまう訳で、じゃあそれを誰にぶつけるのっていえば、誰にもぶつけられない状態です。

そんな精神不安定の時に何もしらない方から「面倒なお仕事」を振られるわけですよ。しかも大急ぎって事で。
いやさぁ、あなた、いつも大急ぎなんだよね。
自分が言えば最優先だと思ってない??
こっちもあなたの仕事だけしてる訳じゃないんだけどね。

とまぁ、これに近いことをたまぁに言うとぶんむくれる訳ですよ。

仕事に持ち込まないようにしてても、やっぱり少しは影響あるわなぁ。

うちに帰るとそれはそれで、また色々あって、面倒なんだ、これが。

とにかく今は一人になりたいなぁと。

おっ、「夢ン中」の参考になるかなぁ(苦笑)

んなこって・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

正月番組

2008-01-07 13:01:03 | Weblog
ろくすぽ見ませんでした。

だって同じ内容なんだもん。

ちょっとバージョンが違うくらいでね。出てる面子はおんなじだしさ。

で、何やってたかというと・・・ひたすら寝ていた気がする。
年末はそれだけ疲れてたんでしょうかね?

まあ、非常事態は未だに続いているので、緊張感はまだあるんですけどね。
mixiにはその非常事態をさっくり書いてはあるのですが・・・
まあ、なんだかんだと大変なんですよ。

で、正月番組。
箱根の駅伝はなかなかの波乱含みで面白かったですね。
復路は会社だったので、跡でスポーツニュースとかでみてたんだけど、蒲田トラップっていうのには驚きです。

後は元旦の早朝にやっていたピンクカーペット。
あれはバカすぎていいです。
レッドカーペットになっちゃうとちょっと名前がメジャーなんだけどさ、この番組は本当にどこのうまの骨かわかんない奴がゾロゾロと。
「あ、こいつダメだぁ」
「こいつはいいなぁ」とか
もうメチャクチャです。

半分寝てたから、今度ゆっくり見直そうっと。
4時間かかるけど(笑)

んなこって・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戸越銀座通り魔の理由ってそれなの??

2008-01-07 12:33:56 | Weblog
おいおい・・と思わずツッコミ・・・

少年「塾で怒られ」 東京・品川の商店街連続切りつけ(朝日新聞) - goo ニュース

さて、今日から再開します。
金土日に起こった非常事態については木曜以降に内容を詳しく書かせていただきます。

んで、本題

塾で怒られてムシャクシャして通り魔って・・・ある意味その実行力は凄いけどね。
でも周りの人はたまったもんじゃないよなぁ。
監視カメラの映像が昨日バンバンテレビに流れていたけど、あれ見て「なんかのコントか」と思ったよ。
現場の人はとんでもない恐怖だったんだろうけど、テレビを通して見ると滑稽なんだよね。
その高校生もさぁ、感受性が豊か過ぎたんだろうかね。
それともプライド傷つけられて、ヤケになったかね。
どっちにしても犯罪は犯罪だから。
これからはまっとうな生活はできないでしょうよ。

大体100円ショップで包丁買って、振り回したんだから「精神錯乱」なんて弁護は通用しないんだよね。
しっかり計画的だよ。

暮れの警察官自殺もそうだし、この高校生もそうだけど、ちょっと判断が短絡的だよねぇ。
まあ、人の事は言えないけど、もう少し動く前に考えないとなぁ。

と自分に言い聞かせてみたりする。

んなこって・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緊急事態!

2008-01-05 12:52:14 | Weblog
すみません。

ちょっと家でトラブルが発生しましたので、土日の更新はお休みさせてもらいます。

すんません・・・
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポポポポおじさん2008

2008-01-04 13:21:46 | Weblog
関係者の皆様、速報でございます(笑)

さて、今年も年初めの全体朝礼がありまして、恒例の如くあのポポポポおじさんが社長の挨拶文を代読する事になっちょります。

でも、ある意味社員は別の事に興味シンシンです。

曰く!
「何回カミカミするか」
ちなみに去年の挨拶文代読では17回という輝かしい実績を残しておりまして、その中にこの題名にもなっております
「ポポポポ」かありました。

朝礼直前に自分のところに「大城」さんがやってきて
「いやぁ、今日は何回カミカミするんでしょうかねぇ」

いや、あーたは部長職なんだから、そういうところにチェックいれないの。

といいつつ、まあ朝礼開始でございます。

ポポポポおじさん、いつになく冷静。
相当練習したんでしょうなぁ。少し余裕も感じられる。

んが!しかぁし!
やっぱり代読を始めると「小学生の音読」みたいにあっちにつっかかりこっちにつっかかり。
途中中途半端な間があいたり・・・
Win98のパソコンでXP対応のソフトを起動させたような感じ。

ダメじゃんか(笑)

それでも8回くらいで何とか代読終了。
なんだ、つまんなぁい。なんかやれぇ。ボケろぉ。

しかし、この男、やっぱり最後の最後でやってくれました。

社長が「社員一丸となって頑張ってください」というシメの言葉に対し

「だそうですので、よろしくお願いします」

ヲイヲイ!
他人事かい!
おめぇもだ、おめえも。

だそうですのでって・・・・ポポポポォォォォ・・・

うちの会社、本当に大丈夫かぁ????

んなこって
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢ン中

2008-01-04 13:09:04 | Weblog
それからというもの、俺は寝る事が楽しみになった。
会社や家庭では無視されるようなことがあっても、夢の中にいる陽子ならちゃんと話を聞いてくれる。
別に的確なアドバイスもいらないし、叱咤激励もない。
ただ、黙って聞いてくれるのだ。

「最近寝るの早いわよねぇ」
「ああ、ちょっと疲れてるんだ」
「そうねぇ、そう言えばちょっと顔色悪いかなぁ」
「悪いな、おやすみ」
「気をつけてよ。あなたにはもっと稼いでもらわないといけないんだから」

何だよ・・・俺の体調より金が心配なのかよ。
受験が俺の具合よりも感心が高いのかよ・・・

会社でもそうだ。
最近は重要な仕事から外されて、どうでもいいような仕事ばかりやつている。
アイドルタイムとか会社は言っているけど、要は体のいい左遷のようなものだ。
あの上司がどうやら仕掛けてきたんだろう。

こういうイヤな事はとっとと頭から無くしてしまおう。
最近は夢の中にある湖に行く事が日課になっている。




「おじさん、疲れてない??」
陽子が俺の顔を覗き込む。
「ん?まあ、色々あるからね」
「最近湖でも頻繁に会ってるもんね。いやな事多いんだ」
「ん、んふふ。まあね」
「おじさんね」
「ん?」
「今日はうちに招待してあげるよ」
「へっ」
「今日私が料理作ってあげる」
「へぇ~、陽子ちゃん、料理できるのかい?」
「失礼な。乙女のたしなみですわよ」
そういうと陽子はコロコロと笑い転げた。

陽子の家は湖のすぐ近くにあった。
「陽子ちゃん、一人暮らしなんだ」
「うん、今はね」
「前、誰かと住んでたんだ」
「うん、でももういないんだ」
「別れたんだ」
「そんなんじゃないんだってば」
顔を真っ赤にさせて口を尖らせた顔が魅力的だった。

陽子の部屋は俺が彼女にイメージしている「白」を基調にしたシンプル・・・というより殺風景な部屋だった。
「何もないでしょう。あたし、ゴチャゴチャしているの好きじゃないから」
「いや、きれいな部屋だと思うよ」
「掃除とか洗濯とか割と好きなんだよねぇ」
台所で何かを切りながら陽子が答える。

「こんな子を振る男、もったいないよなぁ」
「だから、そんなんじゃないんだって」

白いテーブルに料理が運ばれてくる。
焼き魚、肉じゃが、白和え・・・いずれも俺の好物ばかりだ。
「何か、見透かされたように俺の好みばったかりだなぁ」
「あ、よかったぁ。多分こんなのが好きなんじゃないかなぁと思ったんだ」

「いただきます」

料理は全てが全ておいしかった。というよりも本当に俺の好みの味付けだ。
女房は減塩だとか、子供たちに合わせた味付けをするので、まずくはないけど物足りないものがあったが、これはその昔お袋が食べさせてくれた味じゃないか。

「う、うまいよ。これ。というかお袋の味そのまんまだよ」
「そう?そう言ってくれるとうれしいな」
「何で?どこでこの味覚えたの??」
「内緒」
陽子はそういうとまたコロコロと笑った。

「夢みたいだ」
「夢じゃないよ」
「えっ」
「おじさんがちゃんと陽子の味をおいしいって言ってくれたじゃない。これは夢なんかじゃないんだよ」
「うーん・・・」

それから俺は陽子と色々な話をした。
会社の事、家の事、それから俺自身のこと。
陽子はそれをただあいづちを打ちながらも聞いてくれた。

その時間は俺にとってまさに癒しの時間ったと思う。

時間がゆっくりと流れていくのを俺は感じた。

つづく・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年早々・・・

2008-01-03 20:17:27 | Weblog
最後、物凄く不愉快な思いしましたね。

うちの上からもらったデータに疑問があったので、送付先の人に連絡を入れました。
そのままバラまかれたらトンでもない状態になるのわかってますからね。

まずはうちのトップにご挨拶。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
「あ、おめでとうございます。今年もよろしくね」

これ・・・普通ですよね。

「で、ちょっとスケジュール表で気になる部分があるんですけど・・・」
「じゃあ担当に伝えておくよ」
「お願いします」

その後、その担当から連絡があって
「あ、明けましておめでとうございます」
「何?スケジュール表に文句があるとかないとか。で何??」
「いや、文句じゃなくて、確認したかったんですけどね」

ここはこっちが努めて明るく振舞いましたけど、はらわた煮えくりかえしてましたね。
まあ、去年の暮れに大喧嘩したことはしたんですけど、仕事の確認ですよ。
しかもトラブルになるから確認の連絡ですよ。

こっちが新年の挨拶してるんだから、そのくらい言えないのかね??
冗談なのかマジなのかわからんけど、いきなりそういう紋きり口調は如何なもんかねぇ。

結論としては自分の読み通り、このままだとトラブルになることが判りました。
対応しないとちょっとマズイなと。

たださぁ、こういうスケジュール管理って色々な所の確認と調整が必要なんだよね。
そういうのやってないならまずバラまいて欲しくないんだけどね。
そういう部分が配慮が足らないよなあ。

少なくとも自分は関連部署に嫌がられるほど確認しまくったからなぁ。

本当、しっかりしてくれよ。といいたいよ。

んなこって・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箱根駅伝は駒沢大が優勝・・・でも・・・

2008-01-03 15:06:34 | Weblog
まずは駒大優勝おめでとうございます。
9区は仕事をしつつ見てましたけど、やっぱりああゆう一波乱がないと面白くないですわなぁ。
もっと言うと、早稲田の10区ランナーはもうちょっと波乱を起こして欲しかったなぁと思ったりしてます。

さて、それはさておき、今回の箱根。
棄権が3校も出たのね。
順天堂大、大東文化大、そして10区でまさかの東海大!
どうしちゃったんでしょうかね。
順天堂も往路のゴールまで500mでどうしようもなかったみたいだし。
これねぇ、気にするなっていっても気にしますよ、そりゃあ。
自分のせいで来年予選会参加決定しちゃったんだもん。
甲子園でサヨナラエラーしちゃったようなもんだからねぇ。

東海大は見てなかったんだけどどうしてなんですかね。
今日のスポーツニュースはチェックしておかないとね。
って、やってるかなぁ、今はおせち番組で、そういうのって隅っこに追いやられてるだろうから(苦笑)

さらに、今回は関東学連選抜が上位に食い込んだ・・・
という事は、シード枠9校になるから、予選枠がひとつ増えるって事でしょうかね。

そういった意味では優勝よりもそっちのほうが大波乱だと思いますねぇ。

これで、やっとお正月が終わったなって気がしてきました。

さあ、明日からエンジン全開でがんばる・・・つもりはないけど、それなりのパワーでがんばりまっす。

んなこって

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日からお仕事

2008-01-03 11:40:32 | Weblog
と言っても会社自体はおやすみのようなものでしてね。
いや、会社自体し営業しているんですよ。
ただ、みーんな有休でお休みとっているという状態です。

これなら、ハナっから会社休みにしてその分有休減らせばいいじゃんか!と思うでしょ?
正月とか関係なく出るハメになる人がいるんですよ、これが。
データ集計担当とか、経理関係の責任者がそれ。

で、振り替え休日なんてものは無い訳だし、休日出勤にしたら余計な金かかるし。
だったら、有休を使って休ませろ・・・って感じです。

ただねぇ、このやり方ってやっぱり問題があるんですよ。
入社初年度の人って元々有休が少ないでしょ?
だから有休が残り少ないという理由だけで強制出社。

やる事ないのにですよ。

だから、こちとらやる事無いなら「時間調整つけちゃいな」って言ってます。
早めにあがって、他の日にちょっと残業するとか。
そんな感じで。

やっぱりね、正月くらいはのんびりしたいでしょ?
自分も経験あるんですけど、仕事がないのに会社でひとりポツンといるのはキツイですもん。
寝る訳にもいかないし、社内は何もないし。

という事で、今日はそういう人達は早く帰らせます。
で、自分はきっちり6時帰りですな。

という事で、仕事再開!

んなこって

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢ン中

2008-01-02 04:51:40 | Weblog
気がつくと俺は巨大な水槽の前にいた。
目の前を熱帯魚が行き来している。
どうやら俺は水族館にいるようだ。

しばらくぼんやりと水槽を眺めていると後ろから声をかけてくる奴がいた。
「おじさん」
その聞き覚えのある声のほうに振り向くと、そこにはあの少女が立っていた。
「ああ、君か」
「おじさん、こんなところにも来るんだねぇ」
そう言うと彼女はコロコロと笑った。
「いやぁ、どうなんだろうかね」
「結構ロマンチストなんだ」
「いやぁ・・・」

「でも珍しい時間にいるね。いつもはこの時間誰もいないんだけどな」
「うん、ちょっとね。今日は会社休みだから」
「 ふーん、じゃあ今日ヒマなんだ」
「まあね」
「じゃあさ、一緒にここ見学しようよ」
「えっ」
「一人で観ててもつまんないしさ。一緒に観ようよ」
「うん、そうだね」

少女はこの水族館に何度か来ているようで、迷うことなく館内を案内してくれた。
この水族館はかなり広いようで、しばらくすると喉が乾いてきた。
「ちょっ・・・ちょっと休憩しようよ。おじさん喉乾いたよ」
「あ、じゃあそこに休憩コーナーあるから休憩しようか」
本当に都合のいい場所に喫茶店があるもんだ・・・そう思いながら、俺達は喫茶店に入っていった。

緑色のソーダ水ごしに見る彼女の笑顔はますます愛らしい。
改めて見るとかなりの美少女だ。
「あのさ、冷静に考えたら、おじさん君の名前聞いてなかったよね」
「あ、そうだったっけ?」
「うん」
「陽子」
「陽子ちゃんね」
「ちゃんづけはやめて欲しいな。私、こう見えても来年成人式なんだから」
「あ、19なんだ」
「そう」
その後とりとめのない会話が続いた。
家族のこと
会社のこと
彼女の質問攻めに俺は一つ一つ答えていった。
「ふーん、じゃあおじさんには子供2人もいるんだね」
「ああ」
「大変でしょう。あの年の女の子って難しいから」
「そうらしいね」
「私もそうだったからなぁ」
「こういう時どういう気持ちなんだろかねぇ」
「何かねぇ・・・汚い感じすんだよね。ほらむこうがこっちを女性として見てないから、結構デリカシーのない事やってくるじゃないですか。そっからまずイヤになって、で、そんな状態でうざい事言うからますますイヤになって・・・それがドンドン積み重なるって感じかなぁ」

確かに女性として意識はしてなかったな。俺は彼女の言葉に思い当たる節があり、素直に反省した。

とはいえ、彼女と過ごすこの空間は俺にとって癒しの時になっていたのは間違いなかった。フッと力が抜けた時、彼女の顔が歪んだように見えた。

次の瞬間、体が大きく揺れるような感覚を覚えた。
地震か?
そう思った瞬間、突然映画が終わったように空間がバサッと切られた感じがした。


「あなた、会社から電話よ」
女房に体を揺すられて俺は起きた。
「何?」
「会社でトラブルがあったらしいの。電話くれって」
「うーん・・・なんだろうなぁ」
「じゃあ、アタシ出かけるからね」

時計を見ると・・・寝はじめてからまだ2時間くらいしか経っていなかった。
体を起こすと・・・さっきよりはやはり体の重さが軽減している。
「夢のせいか??」
そんなことはないだろうと言う思いと、ひょっとするとという思いが交錯する。

「あ、会社に電話しなきゃな」
と言う独り言をいいつつ、俺は下のリビングに降りていった。

つづく・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする