新!編集人の独り言

名無しの悪質なコメントがありコメントはなくしました。
名乗ることもできない奴にコメントする資格はありません。

ポポポポおじさん2008

2008-01-04 13:21:46 | Weblog
関係者の皆様、速報でございます(笑)

さて、今年も年初めの全体朝礼がありまして、恒例の如くあのポポポポおじさんが社長の挨拶文を代読する事になっちょります。

でも、ある意味社員は別の事に興味シンシンです。

曰く!
「何回カミカミするか」
ちなみに去年の挨拶文代読では17回という輝かしい実績を残しておりまして、その中にこの題名にもなっております
「ポポポポ」かありました。

朝礼直前に自分のところに「大城」さんがやってきて
「いやぁ、今日は何回カミカミするんでしょうかねぇ」

いや、あーたは部長職なんだから、そういうところにチェックいれないの。

といいつつ、まあ朝礼開始でございます。

ポポポポおじさん、いつになく冷静。
相当練習したんでしょうなぁ。少し余裕も感じられる。

んが!しかぁし!
やっぱり代読を始めると「小学生の音読」みたいにあっちにつっかかりこっちにつっかかり。
途中中途半端な間があいたり・・・
Win98のパソコンでXP対応のソフトを起動させたような感じ。

ダメじゃんか(笑)

それでも8回くらいで何とか代読終了。
なんだ、つまんなぁい。なんかやれぇ。ボケろぉ。

しかし、この男、やっぱり最後の最後でやってくれました。

社長が「社員一丸となって頑張ってください」というシメの言葉に対し

「だそうですので、よろしくお願いします」

ヲイヲイ!
他人事かい!
おめぇもだ、おめえも。

だそうですのでって・・・・ポポポポォォォォ・・・

うちの会社、本当に大丈夫かぁ????

んなこって
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢ン中

2008-01-04 13:09:04 | Weblog
それからというもの、俺は寝る事が楽しみになった。
会社や家庭では無視されるようなことがあっても、夢の中にいる陽子ならちゃんと話を聞いてくれる。
別に的確なアドバイスもいらないし、叱咤激励もない。
ただ、黙って聞いてくれるのだ。

「最近寝るの早いわよねぇ」
「ああ、ちょっと疲れてるんだ」
「そうねぇ、そう言えばちょっと顔色悪いかなぁ」
「悪いな、おやすみ」
「気をつけてよ。あなたにはもっと稼いでもらわないといけないんだから」

何だよ・・・俺の体調より金が心配なのかよ。
受験が俺の具合よりも感心が高いのかよ・・・

会社でもそうだ。
最近は重要な仕事から外されて、どうでもいいような仕事ばかりやつている。
アイドルタイムとか会社は言っているけど、要は体のいい左遷のようなものだ。
あの上司がどうやら仕掛けてきたんだろう。

こういうイヤな事はとっとと頭から無くしてしまおう。
最近は夢の中にある湖に行く事が日課になっている。




「おじさん、疲れてない??」
陽子が俺の顔を覗き込む。
「ん?まあ、色々あるからね」
「最近湖でも頻繁に会ってるもんね。いやな事多いんだ」
「ん、んふふ。まあね」
「おじさんね」
「ん?」
「今日はうちに招待してあげるよ」
「へっ」
「今日私が料理作ってあげる」
「へぇ~、陽子ちゃん、料理できるのかい?」
「失礼な。乙女のたしなみですわよ」
そういうと陽子はコロコロと笑い転げた。

陽子の家は湖のすぐ近くにあった。
「陽子ちゃん、一人暮らしなんだ」
「うん、今はね」
「前、誰かと住んでたんだ」
「うん、でももういないんだ」
「別れたんだ」
「そんなんじゃないんだってば」
顔を真っ赤にさせて口を尖らせた顔が魅力的だった。

陽子の部屋は俺が彼女にイメージしている「白」を基調にしたシンプル・・・というより殺風景な部屋だった。
「何もないでしょう。あたし、ゴチャゴチャしているの好きじゃないから」
「いや、きれいな部屋だと思うよ」
「掃除とか洗濯とか割と好きなんだよねぇ」
台所で何かを切りながら陽子が答える。

「こんな子を振る男、もったいないよなぁ」
「だから、そんなんじゃないんだって」

白いテーブルに料理が運ばれてくる。
焼き魚、肉じゃが、白和え・・・いずれも俺の好物ばかりだ。
「何か、見透かされたように俺の好みばったかりだなぁ」
「あ、よかったぁ。多分こんなのが好きなんじゃないかなぁと思ったんだ」

「いただきます」

料理は全てが全ておいしかった。というよりも本当に俺の好みの味付けだ。
女房は減塩だとか、子供たちに合わせた味付けをするので、まずくはないけど物足りないものがあったが、これはその昔お袋が食べさせてくれた味じゃないか。

「う、うまいよ。これ。というかお袋の味そのまんまだよ」
「そう?そう言ってくれるとうれしいな」
「何で?どこでこの味覚えたの??」
「内緒」
陽子はそういうとまたコロコロと笑った。

「夢みたいだ」
「夢じゃないよ」
「えっ」
「おじさんがちゃんと陽子の味をおいしいって言ってくれたじゃない。これは夢なんかじゃないんだよ」
「うーん・・・」

それから俺は陽子と色々な話をした。
会社の事、家の事、それから俺自身のこと。
陽子はそれをただあいづちを打ちながらも聞いてくれた。

その時間は俺にとってまさに癒しの時間ったと思う。

時間がゆっくりと流れていくのを俺は感じた。

つづく・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする