キウイのツルとブドウのツルが入り交ざった棚組。
キウイは6年前に、元は竹藪だったこの土地を、某所有者から借り受ける
約束をして開墾を始めた頃に、すでに何株かは根付いていた。
棚組だけをすれば、キウイが収穫出来るか?
と、在らぬもくろみを持って、数年成長するまで待ってみたが
6~7株は有ったキウイが開花してみると、なんと全部オス木だったという
悲しい過去が有る。
その後、メス木を植えたり、元々オス木だった台木にメス枝を接木して
やっとメス花が見られるようになり、小さいながらキウイが結実し始めた。
2016年10月の開墾開始時にオス木の確認。
その後2018年5月にメス木ゴールデンキングの苗木を植える。
同時期にメス木ヘイワードを植え付けたが、アナグマに掘り起こされたり
モグラに根を傷められたりで活着しなかった。
2020年の梅雨時期に、オス木の台木にヘイワードを接ぎ木した。
その年は活着せず、失敗したかに思えたが、翌年その台木から伸びてきた
ツルから開花すると、何とメス花だった事が判り、結果的には成功したようだ。
昨年5~6個の収穫、今年はかなりの数がぶら下がっている。
但し、主幹がまだ細いので、みな小粒のままだ。
主幹の成熟が何年掛かるか?