奈良県橿原市の「藤原宮」跡には、季節ごとにさまざまな花が開花するよう、5つの花ゾーンが設けられています。夏には11種類の「蓮」と、一面の「キバナコスモス」が観られます。
今丁度、見頃でした。
今回は、古代都市「藤原宮跡に咲く花々」を紹介したいと思います。
「藤原宮」跡の中心である「大極殿」跡南東方向にある「蓮」ゾーンには、約3,000平方メートルに唐招提寺蓮など11種類の「蓮」が植栽されています。
また、「大極殿跡」北方向には、オレンジ一色の「キバナコスモス」が観られます。こちらも、丁度見頃です。
「藤原京」の規模は東西5.3km、南北4.8kmで、その中心部に「藤原宮」がありました。天皇の 住まいである内裏や、天皇が儀式や政治を行った「大極殿」跡が残ります。
最近の調査研究によると、「平城京」や「平安京」を上回る規模だったとも考えられています。
「藤原宮」跡は見晴らしがよいため、大和三山(耳成山・畝傍山・天の香久山)やはるか遠くに二上山なども見えます。
大和三山をバックに「蓮」・「キバナコスモス」の花畑が咲き、とても美しい光景が見られました!