季節的には初冬ですが、飛鳥はまだ、晩秋の景色を見ることが出来ます。
特に、奥飛鳥と呼ばれている風景は、「日本の原風景」そのもののように感じます。
今回は、奥飛鳥の「晩秋の風景・2021」を紹介したいと思います。
今回紹介するのは、奈良県明日香村稲渕地区の景色です。奥飛鳥とは、明日香村稲渕・栢森・入谷大字の全域と阪田・祝戸大字の一部です。
この地域は、国の重要文化的景観「奥飛鳥の文化的景観」として平成23年に選定されました。
また、棚田百選・日本のむら百選・日本の里百選にも選定されています。
稲渕地区は、中世(平安~室町時代)に開墾されました。稲渕の棚田は、300枚あまりの水田と畑により形作られ、明日香村の美しい歴史的景観の一部となっており、農村の原風景を色濃く残しています。
棚田周辺に遊歩道が整備されており約4km位ですが、高低差も少なくのんびりと歩くことが出来ます。
奥飛鳥は、私の大好きな場所の一つで、お薦めのスポットです!