奈良県橿原(かしはら)市にある「おふさ観音」は、江戸時代に土地の娘‟おふさ”さんがお堂を立てて、観音様を奉ったのが起源とされている高野山真言宗のお寺です。
「おふさ観音の風鈴まつり」(7月1日から8月31日)は、暑気払いのお祭りです。
風鈴の起源は「風鐸」といって、古代中国で、寺の軒先に吊り下げた小さい鐘のようなものです。風に揺られて鳴る音で、魔除けになるとされました。
これが日本に仏教伝来と共に伝わり、平安貴族たちが自分の家に吊ったのが風鈴の始まりだそうです。
これが日本に仏教伝来と共に伝わり、平安貴族たちが自分の家に吊ったのが風鈴の始まりだそうです。
風鈴が鳴り響き、色とりどりの提灯が使われていて、境内のいたるところに飾られています。
いつもと違う風景を見ることができました。
「おふさ観音の風鈴まつり」での楽しみは、もう一つあります。
境内の奥に、かき氷等をたべさせてくれる茶房があります。
風鈴の音を聴きながら食べるかき氷は、風情溢れる「大和の国」の夏を感じさせるひと時です!
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