奈良県吉野町吉野山「金峯山寺」において、4月12日に「花供懺法会」の行事が催されました。
この行事は、ご本尊「蔵王権現」に対し、ご神木である山桜の満開を報告し、お供えする法会です。俗に「花供会式」と呼ばれる行事は、奴行列を先頭に鬼衆や稚児、山伏、僧侶、大名駕篭と続く十万石の格式と伝えられる行事です。
役行者が「蔵王権現」のお姿を、山桜の木に彫刻したことから、吉野山では山桜がご神木として保護、献木され、日本一の「桜」の名所となったそうです。
この日は、多くの方々が参詣されていました。
眺めの良いロープーウエイに乗り、銅鳥居、仁王門(国宝)、金峯山寺蔵王堂(国宝)を散策しました。丁度、本尊である「蔵王権現三体」が御開帳されていました。
「花供会式」の催しを見学した後、満開の中千本の「桜」を見ることができました。
日本の「春」を感じた、素敵な一日となりました!
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