今回は、奥飛鳥の稲淵「綱掛け神事・2024」の様子を紹介したいと思います。
奈良県明日香村稲渕地区において、1月8日に「綱かけ神事」が行われました。 明日香村では、毎年「成人の日」に稲渕地区で「男綱(おずな)」の神事が行われました。
「綱かけ神事」は、子孫繁栄と五穀豊穣を祈るとともに、悪疫などこの道と川を通って侵入するものを押しとめ、住民を守護するための神事と言われています。「男綱」は、柏森の奥にある男渕の竜神を祭っているといわれています。
稲渕地区の「男綱の綱掛け」の「男綱」は、長さ約80m、重さ300kg位あります。稲渕地区の住民の方が勧請橋の所で、わらを編んでおられました。高さ約1.7m・直径約30cmほどのシンボルが綱と共に飛鳥川をまたいで、長い注連縄が張られます。張る時は、一般の参加者も一緒になって行います。
「男綱」を掛け渡した後に、神所橋と呼ばれる橋に祭がを設けられた場所で、飛鳥坐神社の宮司により神事が営まれ白米と御神酒が飛鳥川に三度にわけて流されます。
最後に、竹串にミカンとお札のついた物を参加者がいただいて終了となります。
神事は、14時30分頃から始められ16時前には終了しました。
神事が始まる前には、温かい甘酒を頂きました。
今年も、明日香村という歴史の地で伝統的な神事に参加させていただきました!
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