近鉄飛鳥駅から線路沿いに南へ行くと、明日香村「地ノ窪集落」があります。この集落の中には、国史跡である「マルコ山古墳」があります。
近年の発掘調査の結果、墳丘の形式が円墳ではなく、対角約24mの2段築成の六角形墳であることが判明しました。石槨内全面に漆喰が塗られていました。石槨内は盗掘で荒らされていましたが、出土した人骨の鑑定から、被葬者は壮年の男性と推定されているようです。7世紀後半の築造と見られ、出土品や六角形の墳丘から皇族クラスの被葬者だったかもしれませんね。
とても静かな集落で、古代に思いをはせながら、のんびりと散策することができました!
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