「あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします!」
今年も、飛鳥を中心に色々と発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2022年の最初の「泉飛鳥塾」のブログは、奈良県明日香村大字飛鳥にある「旧大鳥家住宅」を紹介したいと思います。
2021年11月に、奈良県明日香村にある「旧大鳥家住宅」を国の登録有形文化財に、国の文化審議会が文部科学相に答申しました。
奈良県文化財保存課によると、明日香村大字飛鳥にある「旧大鳥家住宅」は、1870年に呉服商が建てた住宅を1904年に農家の大鳥家が買い取りしました。
主屋は、2階の天井が通常より低い「つし2階建て」と呼ばれる造りをしており、離れやとともに木造2階建てで瓦葺きです。いずれも装飾性の高い格子窓の「虫籠窓」を備えています。江戸時代の民家の形式を今に伝えています。
「旧大鳥家住宅」がある場所は、明日香村大字飛鳥の「飛鳥坐神社」参道沿いにあり、飛鳥寺の北にある「来迎寺」のすぐ西にあります。この寺は、古代の飛鳥寺の講堂跡で当時の礎石が残っており見ることができます。明日香村内では、江戸末期から明治にかけての古い住宅が残っています。最近、電柱の地中化の工事がなされ落ち着いた雰囲気の素敵な場所です。
現在「旧大鳥家住宅」は、「ブランシエラビイラ明日香」の一部として用いられ、宿泊できます。すぐお隣は、同じように古い建物で安価で宿泊できる「アスカゲストハウス」もあります。
古い宿に宿泊して、のんびりと飛鳥を散策するのもいいかもしれませんね!
「旧大島家住宅」(おおしま)でなく、「旧大鳥家住宅」(おおとり)です。
通りの並びに、地元では、東大鳥と呼ばれるご本家が今もあり、こちらは西大鳥と呼ばれていました。
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