奈良県明日香村豊浦にある甘樫坐神社で、4月7日に「盟神探湯(くがたち)神事」が行われました。
「盟神探湯(くがたち)」は、『日本書紀』によれば允恭天皇(いんぎょう)4年(415)年、政治の乱れ(氏姓制度の乱)を正そうと、古代の裁判である「盟神探湯(くがたち)」が、この地で行われました。
これは煮え立つ湯の中に手を入れるもので、正しい者は火傷をしなかったといいます。現在も毎年4月の第1日曜日に、神事として行われています。
コロナ禍のため休止になっていましたが、4年ぶりに神事が行われました。
午後2時より、神職によりお祓いが行われその後、地元の劇団「時空」さんによる寸劇が行われました。終了後、見学に来られた方が煮え立つ湯の中に手の代わりに笹の葉をもって神事に参加しました。
久しぶりの「盟神探湯(くがたち)神事」、飛鳥ならではの神事に参加できてとても感激でした!
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