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【鎌倉彫の下駄】~下駄の花緒を調整する~

2013年08月11日 | 着る:きもの/着物きてみたら・・・
【鎌倉彫の下駄】~下駄の花緒を調整する~

数年前に廃業するという履物屋さんで購入した下駄が出てきた。
前々回履いた時にきつ過ぎて、皮がむけて血が出た為、玄関の端っこに・・・。

いつもの草履は、雨が降ると滑るのが欠点。
今日のお稽古にと用意していたのは、2枚歯の下駄。
電車の乗降り、階段など、結構、歩くのが難しい。
街履きには、右近下駄の方が向いていると思う。
 
そこで、浮かんだのが、あの鎌倉彫の下駄。
(小笹がワンポイントで彫られている所が気にっている)
以前に、花川戸で花緒をすげてもらった時に、横で見ていたら、
小学校か中学の時に、誰かに教わったのと同じやり方だった。

下駄の場合、後ろの花緒の結び目は、外に出ているのですぐに調整完了。
問題は、前側。ペンチと金槌を用意して・・・
底のラバーを止めてる金具をペンチではずして、紐を出して、
足に合う寸法にして結び、元に戻しラバーで蓋をした。

  とても簡単でした。「案ずるより生むが易し」

下駄は、かかとが出る位が良く、大きいサイズは、野暮だと。
22,5cm~22,0cmの場合は、
小さめの台を探してすげて貰うしかない訳です。

【8月のお稽古】~風炉の平点前と葉蓋点前~

2013年08月11日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【8月のお稽古】~風炉の平点前と葉蓋点前~

本日は、私なんと濃茶点前。
ギアマンの水指が涼しげです。

 ■茶入れは、古瀬戸の高肩衝(唐物)
 ■茶碗は、李方子作、高麗茶碗
 ■主菓子は、志村の朝顔
 ■濃茶は、初瀬の昔

 ■香合は、ほおずき
 ■茶花は、底紅の宗淡むくげ

練ると言うのは、加減が難しい。
”だま”が3つ残ってしまいました。
お味も美味しいとの言葉が聞かれなかったので、たぶんNG。


葉蓋点前の薄茶は、ご馳走になるだけの為か、
最高に美味しかった。2杯頂きました。

追伸:30度を超える猛暑でしたが、着物を着て行きました。
涼しげに着るのは、難しいものです。