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【2月のお稽古】~千里鶯啼緑映紅~

2017年02月13日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【2月のお稽古】~千里鶯啼緑映紅~

本日のお稽古のお軸
千里鶯啼緑映紅 を調べてみた。

 南朝の漢詩であった。


江南春絶句

千里鶯啼緑映紅
水村山郭酒旗風
南朝四百八十寺
多少樓臺烟雨中

        杜牧(とぼく)

漢詩、凄く良い。
杜牧(とぼく)、素晴らしい。
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私なりに解釈すると、江南の春の情景を歌っている・・・

広く遠くまで鶯の声が響き渡り、春の緑の中に赤い花が際立って見える。
水辺や山間いの酒処の旗がたなびいている。
南朝のたくさんある寺、
その無数の寺院が、春雨の煙った中に浮かび上がっている。

最後の2行は、山水画にある、中国らしい幻影の風景、
霞がかかった様な感じかと思う。

「 多少 」は、「 無数 」の意味
「 楼台 」は、「 立派な高い建物 」の意味