5月中旬からご協力をお願いしてきた衣類が沢山、ルーテル会館に集まりました。
めばえ幼稚園の園児のご家庭には特に熱い関心を寄せていただき、綺麗に手入
れされた赤ちゃん・子供服が集まりました。感謝のほかありません。
6月5日午後から、牧師と教会員8人で、男性用・女性用・子供・赤ちゃん幼児用と
仕分けして、大きな引越し用ダンボールに詰め、発送しました。21個にもなりまし
た。婦人会で働き出した会計から、東京の集荷先までのゆうパック代も支出でき、
やれやれ安心。
軍事政権下ミャンマーからタイ国境に逃れ20年以上難民としてのキャンプ生活を
余儀なくされている人たちは15万人もいると聞きます。冬は山間部にあるため冷
え込みが厳しい、暖かい衣料も欲しい、赤ちゃんのもの、子供服が不足ですと、
日本福音ルーテル聖パウロ教会の松木傑牧師が中心になっている「わかちあい
プロジェクト」からの呼び掛けでした。往々にして、現地事情で荷物が届かないとい
うこともあると聞く海外支援ですが、「わかちあいプロジェクト」は責任を持って、支
援施設に届けてくださるとのこと。どうか難民の皆さんの日々の暮らしに温もりが
届きますように、私たちに主が、同じ地球に住む者同士としての想像力・思いを遣
わす心を起こしてくださいと祈りつつの働きでした。
この一ヶ月はこの難民の方々の祖国ミャンマーに大きなサイクロンが起こり、中国四川省に
大地震が起きるという非常事態でした。刻々と伝えられる現状に胸ふさがれる思いです。
ルーテル教会でも早速、連帯献金を呼びかけ、札幌教会でも義捐金を募っています。