木曜日午前10時半から礼拝堂横のルーテル会館で開かれている「聖書の学び」
は、新約聖書の「ヘブライ人への手紙」を終えて、今週から旧約聖書の「詩篇」に入ります。全篇150編の大部なもの。その第1篇の最初の部分をご紹介しましょう。
「 いかに幸いなことか
神に逆らう者の計らいに従って歩まず
罪ある者の道にとどまらず
傲慢な者と共に坐らず
主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。
その人は流れのほとりに植えられた木。
時が巡り来れば実を結び
葉もしおれることがない。
その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。」
言葉がいたずらに増殖していくばかりで、言葉への信頼が失われ、ことばに振り回
されているこの時代。詩篇に書き留められた、身をよじるような苦しみの中から生
まれた祈りのことばを、深く味わってみましょう。旧約と新約をつなぎ、霊的な涵養
を確かに受けていくことでしょう。手ほどきをしてくださるのは重富克彦牧師。
集う人たちは年齢もさまざまな男性女性。思わぬ方向からの自由な発言に、はっ
とする理解も叶う愉快な集いです。ご一緒にどうぞ!!