きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

2009年11月09日 | 羊、朝の一声
 人生は、いつも無駄なく、筋道が通って真っ直ぐで、ゴールへ向かって一直線!というものではない。道に喩えれば、すっきりフリーウェイではなくてゴツゴツした山道や林道で、列車に喩えれば、最速新幹線ではなくてゴトゴト鈍行列車で、車に喩えれば、フル装備のスポーツカーではなくてたくさんの余計なものを積んだ軽トラック、そんな感じに思うことがある。

 レハブアムは長老たちの知恵を退け、血気盛んな若者たちの助言にのせられて、イスラエル10部族からそっぽを向かれた。思いがけない展開にびっくりして、自分の町、エルサレムに逃げ帰り、その後、気を取り直して10部族を武力で屈服させようと大軍を率いて出兵する。さあ、敵を叩き潰すために一直線!というその時、目の前に現れた一人の人の言葉で、おとなしく家に帰ることになる。

 物語として考えるなら、彼の行動はとっても非論理的。何がしたいか、はっきりしろ!と言いたくなる。でもふと考えると、自分の人生もそんな部分がたくさんある。行ったり来たり、あっちこっちうろうろしたり、なかなかまっすぐ一直線、ゴールへ向かってまっしぐら!ということにならない。そんな私のグネグネ道に神様という目標ができた時、道はまっすぐになる。

常に主を覚えてあなたの道を歩け。
 そうすれば主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。(箴言3:6)

 まっすぐな道を歩くということは、ずっと先が見えるということです、と牧師先生に言われたことがある。今歩いているこの道が行き止まりになるのか、先に障害があるのか、ゴールは光り輝いているか。それがわかる道がまっすぐな道。レハブアムは多くの長老たちの言葉には耳を傾けなかったが、神様の声に従った。彼の良心に従った。何よりも神様の声に従うなら、この道はまっすぐになり、目的がはっきりと見えてくるのだろう。





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