無線脳の視点

無線関係のモノ・ヒトに毒された日常を地味に書いてみる。

放送法で思うこと

2012年12月19日 | 無線系全般
私はあまり政治的なことはネタにしないのだが、放送法の条文の中で、現実と比較してどうも腑に落ちないことがある。
以下は、放送法からの抜粋である。

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第二章 放送番組の編集等に関する通則

(放送番組編集の自由)
第三条  放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。

(国内放送等の放送番組の編集等)
第四条  放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一  公安及び善良な風俗を害しないこと。
二  政治的に公平であること。
三  報道は事実をまげないですること。
四  意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
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上記のうち、第四条に「放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。」とあるのだけど、私の個人的な見方からすると、

「政治的に公平・・・かぁ?」
「事実をまげないで報道してる・・・かぁ?」
「意見が対立している問題については・・・って、先に結論決めつけてゴリ押ししてねーか?」

と、どうも疑問を感じる。
私が日頃感じるところでは、マスコミ・放送事業者らは、「権力の監視」や「ジャーナリズム」、「表現の自由」「報道の自由」などといった数々の権利(?)を日々主張しているが、「公正・中立」という観点は一体どこへやら。

なぜマスコミやら評論家諸氏が自民党のことを毛嫌いするのかは分からないが、「民主党」に対する報道姿勢と「自民党」に対する報道姿勢、扱い方は公平さ(冷静さ?)を欠いていると思わざるを得ない。「国家権力の監視」といいつつ、実は、ただ「反自民」をしたいだけじゃないのかと。

いっそのこと、テレビに出てくる言論人・評論家らも、出演する権利を、じゃんけんやら選挙(人気投票)なんかで選べば良いのだ。きっと視聴率も取れることだろう。
コメント
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