
過去に多数出回ったモトローラ製の業務用無線機でVISAR(ばいざー)という機種がある。
国内では主に簡易業務用としてVHFとUHFの簡易用周波数に設定されて使用されていた。
既に絶版となっているので、見かけるとすれば業務用として実際に運用している会社かヤフオクなどの中古品であろう。
日本仕向の機器は主にMCA機とかVUHFの1ch仕様が多く出回ったが、複数波仕様だと最大16ch(簡易帯の場合VHF3ch、UHF5CHが標準仕様)の設定が可能になる。
通常で設定可能な周波数帯域はVUそれぞれ136-174MHz、403-470MHzである。
なぜここで取り上げるかというと、このVISARという機種、実は持っている機能がただものではないのだ。
一例を挙げると、
・スキャンがめちゃくちゃ速くて、確実に止まる
・特定の単信のトーン信号(1kHzのピー音とか)を受信すると、本体が「ピー」と電子音を発振させた後に受信音を出力、通話が終わるとリセットし受信待機する
・特定の組み合わせのDTMF音を鳴らすと受信音を出力
・MSK信号受信時は音を出さず、音声が入ったら音声のみ出力
等々、信号処理の機能がてんこ盛りなのである。 この一例で「おっとそれは!」と思う人は勘が良い人だ。
ぶっちゃけていえば、○消のピー音が鳴ったときだけ音を出すとか(2Tone呼出)、鉄のギャラ音を聴かなくて済むとか、短いMSK信号(AVM)などは全てカット!して音声だけの出力が可能なのである(MDC1200の機能)。 中古での入手価格が安く、ヘタな受信機より頑丈で音も大きく聞きやすく、目的を絞った多機能と来れば使わない手は無い。当然、トーンスケルチやDCSも設定できる。
ただし、設定用のソフトウェア(RSS:Radio Service Software)や設定用ツールを入手しないと遊べないとか、専用の電池などの消耗品が少々高価なのがつらいところだ。
(アマチュア無線に出たい場合は自作扱いで免許の取得が可能。当然、私も免許済み)
なお、無線機の型式名や検定番号をきちんと調べてから購入しないと、UHF機買ったつもりで使えないMCA機だったりするから、Mot機を見る目を養う必要があるかも。
型式名の例ではJJH45KDD1AA4AKTみたいな文字列、検定番号はC93028とかいうヤツを調べれば仕様が分かる。
国内では主に簡易業務用としてVHFとUHFの簡易用周波数に設定されて使用されていた。
既に絶版となっているので、見かけるとすれば業務用として実際に運用している会社かヤフオクなどの中古品であろう。
日本仕向の機器は主にMCA機とかVUHFの1ch仕様が多く出回ったが、複数波仕様だと最大16ch(簡易帯の場合VHF3ch、UHF5CHが標準仕様)の設定が可能になる。
通常で設定可能な周波数帯域はVUそれぞれ136-174MHz、403-470MHzである。
なぜここで取り上げるかというと、このVISARという機種、実は持っている機能がただものではないのだ。
一例を挙げると、
・スキャンがめちゃくちゃ速くて、確実に止まる
・特定の単信のトーン信号(1kHzのピー音とか)を受信すると、本体が「ピー」と電子音を発振させた後に受信音を出力、通話が終わるとリセットし受信待機する
・特定の組み合わせのDTMF音を鳴らすと受信音を出力
・MSK信号受信時は音を出さず、音声が入ったら音声のみ出力
等々、信号処理の機能がてんこ盛りなのである。 この一例で「おっとそれは!」と思う人は勘が良い人だ。
ぶっちゃけていえば、○消のピー音が鳴ったときだけ音を出すとか(2Tone呼出)、鉄のギャラ音を聴かなくて済むとか、短いMSK信号(AVM)などは全てカット!して音声だけの出力が可能なのである(MDC1200の機能)。 中古での入手価格が安く、ヘタな受信機より頑丈で音も大きく聞きやすく、目的を絞った多機能と来れば使わない手は無い。当然、トーンスケルチやDCSも設定できる。
ただし、設定用のソフトウェア(RSS:Radio Service Software)や設定用ツールを入手しないと遊べないとか、専用の電池などの消耗品が少々高価なのがつらいところだ。
(アマチュア無線に出たい場合は自作扱いで免許の取得が可能。当然、私も免許済み)
なお、無線機の型式名や検定番号をきちんと調べてから購入しないと、UHF機買ったつもりで使えないMCA機だったりするから、Mot機を見る目を養う必要があるかも。
型式名の例ではJJH45KDD1AA4AKTみたいな文字列、検定番号はC93028とかいうヤツを調べれば仕様が分かる。