昨日行われたSJF: Kobe Japan Student Jazz Festival 2010の高校生部門にて、BFJO2010: Big Friendly Jazz orchestra 2010 福山組が
そのフェスティバルの団体賞の中での
最高の栄誉:神戸市長賞を獲得。
おめでとうございます。
福山組の皆さん、3年生、2年生の一部の方、そしてこの4月に高校生になったばかりの人もメンバーに加えるなど、高砂高校ジャズバンド部の総力をあげて福山組らしいBest Performanceを目指して努力された結果が、最高の賞となったわけで、遠くで近くで時々応援していた私としても実に嬉しいことです。
各顧問の先生、父母会の方々、そして忙しい中熱い部室で文字通り汗水たらしての指導をされた方々、また、イベントの機会に指導いただいたプロ演奏家の方々、また演奏会の度に聴きに来てくれた方々などのいろんな支えがあっての福山組のこの成果を一緒に喜びたいと思います。
実は昨晩は会場が終わってから神戸の駅近くで時間のある方と勝手に祝勝会をやってました。
それほど、嬉しいことでしたね。
福山組はそれぞれのパートがしっかりしていて、最初からかなり出来上がっていた印象があります。ただ演奏曲種が少し物足りない感じでありましたが、(スローな曲が多かった)でもスローな曲がしっかりできるということは、極めて高い能力を持つということと思ってるので、先を楽しみに応援していたわけです。一人づつ個性がはっきり見えてくると応援にも力が入ります。
勝手に祝勝会では、ある簡単な問いを受けたのですが、答えが色々ありすぎてあまりまともな答えが出来なかったように思います。反省も込めてここで簡単にまとめてみます。
その問いとは
「あなたは、なぜ高砂高校ジャズバンド部を応援するの?」
答えは簡単、その演奏が好きだから。
Q.プロよりうまいの?
・・・そんなはずがあるわけないじゃないですか。
Q.プロ聴いてるより気持ちがいいことがあるの?
・・・それはあるかな。上達途上を聴くからうまくなる変化が見えるのは面白いですよ。
Q.演奏のどこが好きなの?ソロ?アンサンブル?
・・・高砂と言ったら、まずアンサンブルがいいんですよ。高砂の仕上がったアンサンブルを聴いた後では同じ曲を他のバンドがやると、社会人でさえもたじたじの状況のこともありますからね。
高砂高校が過去にやった曲を今年の会場でもたくさん聴けました。いい曲なので取り上げられるのは分かります。同じアレンジだと余計に分かりますが、やはり高砂のアンサンブルはどの年のレギュラーでも高いレベルにあることが、浮き彫りになりました。
ソロはこの5年間ほど代々なかなか難しそうでしたが、今年の福山組はソロにも果敢にチャレンジしているのがGood Pointでしたよ。同じ曲でも演奏会の度に少しづつ変えてやるのは大変だったと思いますが、そういうチャレンジで身についた感覚が、このフェスティバルで大いに活かされたのでしょう。
ソロ演奏でも、今年は高砂でやった曲をいろんな学校が演奏して、改めて分かったことがひとつ。ハーマンミュートでしっかり音を出すのは難しいんだなということでした。
Q.ビッグバンドの何が面白いの?
・・・アンサンブルにソロ、それにサックス陣が並んで聴ける立体音響の心地良さ
22日に聴いたグローバルの演奏のアンサンブルは、軟らかい音でそれぞれの音が粒立ちがあるというか共鳴してるけど、個々の音がちゃんと「存在してるというような、素晴らしいものでしたね。
そういう楽しみは会場の中央から後ろで聴いたのでは、そういう楽しみがあることすら分からないでしょうね。ビッグバンドの本当の魅力は、生でライブハウスか大ホールでは前方で聴かないと意味ないよ。It Don't Mean A Swing ってことですよ。(あ、ちょっと違うか)
Q.本当に高砂はうまいの?
・・・ヒノテルさん、守屋純子さん、をはじめとした日本のトッププロの方が、そういうのだから間違いないでしょう。守屋さんが高砂高校のメンバーがいる前で演奏する時はとても緊張するとも、聞いた記憶があります。よいしょかな?他の方も共演して気持ち良いとも言われましたね。
なんかSJFから話がどんどん、ずれていくのでこの辺で・・・
SJFの感想などを忘れないうちに書きたいので、次はその辺を