大河ドラマ「天地人」も2/3が終わり、次回はいよいよ上杉家が佐渡の金山と切り離されて、会津へと転領になるストーリーですが、上杉家は200万石の会津へそして兼続は家老でありながら30万石をも拝して米沢の領主となるわけです。米沢で行った数多くの事業の中でも、大規模な治水土木の跡をいまだに目にすることができます。
それが直江石堤と呼ばれる石積みの巨大な堤防です。下の写真の右側にある草に覆われたところも1段目の石積みでした。
高さは2m以上ありますが、その幅にはもっと圧倒されました。
てっぺんの一番狭いところでも10m以上の幅がありました。
堤防の説明看板
この石堤を築く前に登ったといわれる赤崩山へ行ってみました。
つい最近地元有志の方が遊歩道を整備されたそうです。
入り口は赤崩分校 の脇です。
登り口には幟が立っており直ぐに分かります。
2度折り返したら、あっけなく祭壇のような開けた場所に着きました。
ここからもそれなりに展望がありましたが、この奥の山道も険しくなさそうなのでもう少し登ってみました。
切り開いた斜面に残された1本のアカマツが風情を増します。
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段々畑の緑が鮮やかな麗しい米沢でした。
そうそう、石堤の脇に大きな大きな蛾がもぞもぞとしてました。
羽根の大きさ片側だけで7~8cmありそうな大きさでした。名前を調べてみると、天蚕とも云われるヤママユの成虫です。羽化したばかりなのかもしれません。頭が葉陰に入ったところでおとなしくなり、写真を何枚も撮れました。日差しが暑かったのでしょうね。羽根の斑紋のところは透き通ってるようです。
自然豊かな米沢・・・次は何が見れるでしょう。(^^)
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