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新しい器

2021年10月07日 | 日記
我が家に新しい器が仲間入り。

ひとつは、「和紙焼き」の器。
江戸時代から続く紙製品の専門店「川島紙店」にて買い求めました。

和紙を実用陶器に焼成した新しい陶芸品で、
重要無形文化財(人間国宝)の岩野市兵衛さんの奉書紙で焼くことによって、
独特の質感と色合いを持った和紙焼が完成します。

9月18日、TV番組の「ぶらり途中下車の旅」で取り上げられ、
その後はやはり来店客の数が一気に増えたとスタッフの方がお話し下さいました。

かくいう私も、「あゆちゃん、好きそうよ!」とTVを観た友人と連れだって、
この日訪れたので、ひとしきりその話題でスタッフの方とも盛り上がりました。

私が一目惚れした器は「桜」。
手にすっぽりおさまる小ぶりの形で、可愛らしい佇まい。

この作家さんは、「椿」と「桜」の作品がメインだそう。

白い花びらは岩野市兵衛さんの和紙を使い、
また花びらの縁には24金を使ってつくられたもの。

抹茶茶碗として使えそう!と、頭の中では、
既にこの茶碗で点てた抹茶を飲んでいる自分の映像が…。





「TVの影響で作品も次々と出ていって、
ちょうど昨日入ってきたばかりなんですよ」と、素敵な出逢い。


またこの日は、川島紙店に伺う前に美味しそうな栗蒸羊羹を友人が購入。
羊羹のお店も、明治17年創業の老舗和菓子屋の壽堂さん。

趣ある店構えにしばし見とれて…風にはためく暖簾をくぐると、何とも風情のある店内でした。

自宅に帰り、早速新しいお茶碗を使ってお茶を点てましたが、いい塩梅♪
栗の風味をいかす為に甘さ控えめにつくられた羊羹と、お抹茶の組み合わせは最高でした。






そして、もうひとつの器は陶芸家の明石大さんの器。






明石さんと繋がりのある友人の手元にきたものだけど、日本酒をいただく為につくられたもの。
お酒を全く飲まない友人から、私のところに繋がりました。

と言っても、私も一滴も飲めないので、小鉢として使わせていただこうかなと。
使っていくうちに、色の変化も楽しめそうだし、何を入れるか工夫する楽しみも出来た。

こうやって、モノとの出逢いも様々なストーリーが加わると、より想いが深まってくるし、
日常生活も豊かになっていくなぁと実感しています(*^_^*)