ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

初詣は平安神宮

2023-01-01 21:43:29 | 名所旧蹟の話
ブログをさぼっていたら2023年(令和5年)。明けましておめでとうございます。

新年、実家最寄りのバス停から路線バスで15分ほど、神宮道で下車し、5分ほど歩けば大きな朱色の鳥居。

鳥居をくぐった先が平安神宮です。
平安神宮と言っても、平安時代に創建されたわけではありません。1895年(明治28年)なので新しい神宮です。

今日は快晴、暖かかったので帰りは徒歩。まっすぐ帰れば1時間もかかりませんが、色々遠回りしたので1時間半ほどかかりました。

寄り道の話はまた改めて。

10月22日は、時代祭

2022-10-22 21:22:31 | 名所旧蹟の話
10月22日は平安神宮の例大祭、時代祭の日です。今年は3年ぶりに時代絵巻行列が開催。
先頭は見出し写真の通り、維新勤王隊と錦の御旗、山国村から参じた鼓笛隊です。

ここから京都に都のあった約1100年をさかのぼっていきます。

西郷吉之助に坂本龍馬。

そして、皇女和宮。

孝明天皇の妹で江戸に下向し、14代将軍徳川家茂の御台所になる女性です。


こちらは言わずと知れた織田信長。

さて、時代祭では室町初期の南北朝時代は「吉野時代」と表記されます。
平安神宮が創建された明治時代は、時の政府が南朝が正統で北朝を認めていないという事情がありそうです。なので南北朝ではなく、南朝が置かれた「吉野」時代でしょう。

南朝を支えた武人を代表し、楠公こと楠木正成が登場。

さて鎌倉時代は、政治の実権が東国に移ったこともあり、他の時代と異なりさらっと流しているのも面白い。
隠岐に流された後鳥羽上皇などが登場することなく、源平合戦の時代に。

女性の武人は巴御前。木曽義仲の妾で、木曽義仲が打たれた後は和田義盛の妻になったとされる女性。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では秋元才加さんが演じてますね。

馬だけでなく牛が登場するのも楽しい。

ギコギコと牛車も進みます。

ほら貝が聞こえてきたら、平安遷都の時代をあらわす「延暦時代」。

約2時間かけて1100年さかのぼった行列も間もなくフィナーレです。

今日は彦根城に登って、近江牛食べて

2022-05-02 21:24:39 | 名所旧蹟の話
混雑する新快速を避けて、普通列車で山科駅から1時間。

彦根駅にやってきました。駅前の像は、初代彦根城主、井伊直政公。

駅から10分少々歩けばお堀に到達です。
車で来る人の方が圧倒的に多いので、駅からのルートを歩く人はまばらです。

お城の入り口には二代彦根城主 井伊直孝公!…の飛び出し坊や。さすがは滋賀県。

彦根城の名物といえば石段を上がり、桝形をぐるっと回ってから橋を渡って天秤櫓の城門に到達。2重3重の防御施設です。

今日は晴天で人出が多く、天守をきれいにとるのも撮るのも一苦労。

天守は国宝!
日本国内お城は多くても、再建や復元ではない、江戸時代以前からの現存する天守はわずかに12城のみです。
弘前、松本、丸岡、犬山、彦根、姫路、備中松山、松江、丸亀、松山、宇和島、高知

貴重な現存天守なので、場内の階段は急でほぼ梯子です。よじ登るように天守の最上階に。

琵琶湖が一望できます。

本丸から城山を北側に降りれば、日本を代表する大名庭園「玄宮園」。

時代劇でも見たことのある風景が…

少し角度を変えてもう一枚。池に移る天守も美しい。

お城と庭園を2時間半ほど堪能し、城下町の京橋方面へ。四番町スクエア内で少し遅めの昼食です。

近江牛サーロインステーキ膳。A4ランクの近江牛なので、クドくない適度な脂でしかも柔らかい。これは美味しかった。
良い店選びました。

再び彦根駅に戻り、やはり混雑する新快速を避けて普通列車で1時間かけて帰ってきました。
彦根駅でおまけの一枚。

地元では「ガチャコン」と呼ばれる近江鉄道。西武鉄道系のローカル私鉄で、車両は全て西武鉄道のお古とその改造車です。

人生初の鹿苑寺~紅葉の金閣寺!

2021-11-21 21:41:20 | 名所旧蹟の話
実家最寄りの京都市営地下鉄東西線山科駅から西大路御池駅に向かい、市バス205系統に乗り継ぎ金閣寺へ。
19歳まで京都在住、その後もちょくちょく帰省しているのに、金閣寺は52歳にもなって初めてでした。
見出し写真は、絵葉書の様な金閣寺。実はこの写真にはすごいテクニックが!
とにかく人出が多かった!コロナ禍以前と違うのは外国人が少ないくらい、日本人がここぞチャンスと金閣寺に繰り出した!!
なので、人を写り込ますことなくいかにきれいに写真に収める?順路を歩く人波を松の枝に隠して…

こちらはパノラマ写真。

丁度紅葉も見ごろでした。
紅葉と金閣。

通り一遍の写真だけではつまらない。

金閣寺のコケです!苔です!苔とひとひらの紅葉!

金閣寺参拝後はタクシーで千本三条に移動。

ここは余り観光客は来ない地元密着のアーケード商店街。

多分に漏れずシャッターを下ろした店舗も多いけど、リノベーションして新しい店も増えている。

昼飲みやってますの張り紙に誘われ、海鮮居酒屋でランチ定食!魚介のミックスフライ定食に瓶ビールはサッポロの赤星~この店最高でした。

アーケード抜けると堀川三条バス停、市バス9系統で京都駅に戻って伊勢丹で買い物。
金閣寺、市バス、伊勢丹。コロナがなかったような賑わい、外国人がいないつかの間の京都満喫でした。

数ある日本三大稲荷の一つ、笠間稲荷神社までドライブ

2021-08-16 17:41:04 | 名所旧蹟の話
新しい車の慣らし運転は目指せ1000kmですが、昨日考えていた那須方面は自粛?し、県内ドライブです。目的地は…

笠間稲荷神社です。日本三大稲荷とされる数多い稲荷神社の一つ。「伏見稲荷、○○(他)稲荷と並び日本三大稲荷の一つとされる■■(自)稲荷」が決まり文句。

日本三大稲荷は、伏見稲荷大社は固定で、○○稲荷と■■稲荷のその■■のバリエーションで無数にあります。以前も書きました?
西から祐徳稲荷(佐賀)、最上稲荷(岡山)、千代母稲荷(岐阜)、豊川稲荷(愛知)、そして今日のお題である笠間稲荷(茨城)。
早い話が、総本社である伏見稲荷大社以外は自称「三大稲荷」が数多くあります。2つめとして○○稲荷によく登場する「豊川稲荷」は神社ではなくお寺。
農耕や商売の神様であり時に仏様でもあるお稲荷さんは、国内に数万社あるといわれます。

即ち、民衆の生活に根ざした神様(神様の範疇に収まらない信仰対象)であり、身近で生活を見守ってくれるお稲荷さんこそ、有難い「三大」に値する存在なんでしょうね。


笠間稲荷、ご神木は胡桃(くるみ)です。

楼門の内側、本殿側には「胡桃神社」の額が。おそらく胡桃神社とも呼ばれていたのでしょう。

楼門の外側、鳥居側は「稲荷神社」の額が上がってました。

今日のドライブ、茨城県内を忠実にたどり、約4時間200km走行。
総走行距離600kmまではSaveモードでエンジンの回転数を極限まで抑えて、その後はNormalモード(My sense)で2500rpm以下を心がけ走行中。
4CONTROL(いわゆる4WS)の、低速旋回時にグッと車体がインに入るFF車らしからぬオーバーステアは慣れてきました。

慣らし終了まではあと300km。もどかしいですな。