勇の勧めで、るいを連れて大阪に向かうシーン。夜明け前に、雉真の家を出て岡山駅朝一番の汽車で大阪に向かうという設定。
誰も乗っていない汽車に安子とるいが揺られている。昭和20年暮れでしょうか?ありえない!絶対にありえない!!
この時代は、戦時中の酷使や戦災により客車の稼働率が低下。機関車に使用する石炭は供給量だけでなく質も低下。
そんな中、進駐軍の兵員輸送が優先され、出征兵士の復員列車も多数運転。通常の長距離列車は大幅な間引き運転でした。
朝一に岡山駅に着いても長距離列車の切符は割り当て枚数が少なく、窓口は長蛇の列。切符を入手すること自体が困難、切符を入手できても超満員で車両に乗り込むのも一苦労。
なので、朝一番の汽車がガラガラで…というのはあり得ない。
実際はこんな状態の汽車にるいを背負って乗り込まないと、安子は大阪にたどり着けなかったはず。
さらには、九州や山口、広島から大阪や東京に向かう長距離列車は昼夜関係なく走行するので…
山陽本線の中間駅である岡山は深夜、未明、早朝関係なく通過するはず。はたして「朝一番の大阪行き」という概念があったのか??
ドラマ自体は非常に面白いだけに、雉真の家があまりに無傷だったり…と、ちょっと興ざめする部分があります。
誰も乗っていない汽車に安子とるいが揺られている。昭和20年暮れでしょうか?ありえない!絶対にありえない!!
この時代は、戦時中の酷使や戦災により客車の稼働率が低下。機関車に使用する石炭は供給量だけでなく質も低下。
そんな中、進駐軍の兵員輸送が優先され、出征兵士の復員列車も多数運転。通常の長距離列車は大幅な間引き運転でした。
朝一に岡山駅に着いても長距離列車の切符は割り当て枚数が少なく、窓口は長蛇の列。切符を入手すること自体が困難、切符を入手できても超満員で車両に乗り込むのも一苦労。
なので、朝一番の汽車がガラガラで…というのはあり得ない。
実際はこんな状態の汽車にるいを背負って乗り込まないと、安子は大阪にたどり着けなかったはず。
さらには、九州や山口、広島から大阪や東京に向かう長距離列車は昼夜関係なく走行するので…
山陽本線の中間駅である岡山は深夜、未明、早朝関係なく通過するはず。はたして「朝一番の大阪行き」という概念があったのか??
ドラマ自体は非常に面白いだけに、雉真の家があまりに無傷だったり…と、ちょっと興ざめする部分があります。