最後、死ぬ気で真田と対峙したのは良い演出でしたが、
(史実は敗走した神社で、雑兵に討たれたにせよ)
千姫の描き方がひどい。
大河ドラマをメロドラマにしてしまっています。
その前の、築山殿 もひどかった。
脚本家は、まったく女がわからないようです。
男に、すべてドロドロを負わせて、女性はきれいごとで済ませる。
人気のかわいい娘をキャストして、よろこんだのはおたく位でしょうね。
唯一の収穫は、北川景子だったのですが、これも今一でした。
母親を見捨てたと、家康を曲解して恨むなど、漫画にもなりません。
戦国の女性も、一筋縄では生きていられません。
ともかく、こんな脚本家しかいないのであれば、もう大河は辞めたほうがいいですね。
女性たちのドロドロを描ける脚本家がいないかな。
あざとく源氏物語の本を、見せていましたが、次の大河の主人公は
紫式部のようです。
源氏物語ではなく、道長時代の宮中を描くのでしょう。
これは、ライバル清少納言もいますし、女のドロドロした心理を描いてくれればいいんですけどね。