眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

志らくには、「フラ」がない。

2018-09-06 | Weblog
いつのまにか、立川談志の後継者としてテレビに出まくっている志らくです。
初めて、知ったのが談志が住んでいた家を改築する番組でした。
元の家は、住むのはかなり不自由を感じる家でしたが、見事に快適な家に生まれ変わりました。

新しい家の主人になったのが、志らくでしたが、どういう経緯でその立場になったのかわかりませんでした。
それからしばらくして、ここ数年テレビに出まくっている姿を見るようになりました。
ほとんどコメンテーターですが、なんら面白いことは言わず、知識人めいたコメントに終始しています。

確かに、落語家が世相や政治に一言言うのは、芸のうちにはなります。
しかし、それは、本当の仕事、人を笑わせるというなかでのワサビのようなものです。
それが、大した見識もないありきたりの見解を、もっともらしく話します。
誰が、出演を歓迎しているのかわかりません。

私は、志らくが出る番組は、意識的にスルーします。
つまらないに決まっていますからね。
彼の致命的な欠点は、落語家として持っていなくてはならない「フラ」が全く感じられないことです。

その人からそことなく感じられる面白みが、まったくないのです。
仮に古典落語専門であっても、不可欠な資質、あるいは経験で身につけるべきものです。
真面目な人かも知れませんが、残念ながら、落語家として関心がまったくわかないですね。

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