眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

「麒麟がくる」の将軍殺害命令は笑うしかない

2021-02-08 | Weblog
最終回になるので、ひさびさに見てみました。
画面は、時代劇らしく暗くなりましたが、内容は相変わらずひどいですね。

本能寺の変の、光秀の動機を多種出してきました。
家康の接待での折檻、四国への和睦と征服の意見相違、
さらに義昭の殺害命令ですか?
よりどりみどりですね。

接待での折檻は、今は否定する学者が多くなっています。
四国攻めは、いまだ有力説になっています。
義昭殺害命令については、予告編やガイドであおっていましたが、
信長の性格を理解すれば、全くあり得ません。

もし、将軍を殺害するのならば、いくらでもチャンスがありました。
なぜ殺害しないかと言えば、歴代手を染めた人物の末路を知っているからです。
足利将軍では、二人が暗殺されていますが、暗殺者一族は滅んでいます。
そんなリスクを負うことを、信長は決して選びません。

将軍を殺害してしまえば、天下を取ることはできません。
織田家は、親の代から、将軍や天皇には敬意を払うことで利用してきました。
意外と、秩序を形式的とはいえ守る人物で、このころの天下取りの大名は歴史も学んでいました。
この説は、笑うしかありません。

で、最後は中途半端な生存説、なんだこりゃあ?
絶句!

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