眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

早実敗退

2010-08-18 | Weblog
強豪中京大中京に、21点も得点した早実が、次の試合であっさりと敗れました。
最近、高校野球はテレビでも見ないのですが、たまたま目にしたのが、中京大中京との試合でした。
チャンネルを合わせたのが、12点を挙げた回で、そのすべての得点シーンを見ました。

後半の半分の得点は、明らかに相手の監督の無策、諦めに原因があります。
投手は、ボールストライクを見極められていました。
それなのに、何の指示もせず、ゲッツー狙いの守備を続け、前進守備の内野の間を抜かれては、失点していました。
投手の将来を思えば、ゲッツー狙いでなく、確実にアウトを一つずつ取りに行く場面でした。

初回にすでに7点も取られており、監督が指示をするタイムが取れなかったのにも原因があるでしょう。
しかし、野球の主体は選手です。
選手たちが、守備体制を変えることができればいいのですが、監督の指示なくては何もできないチームだったのでしょう。

ただ、その後の展開を見て、早実も次の試合は危ないとは感じました。
大差がついたにもかかわらずエースを温存しなかったのに、5点失ったのです。
21点もとったので、あわてることもなかったのですが、通常の試合ならば負ける可能性の高い失点の多さです。

試合を見て感じたのは、早実と中京大中京の投手が、非常に似たタイプだということです。
打たれた中京大のエースも、他のチームならばあれほど打たれなかったでしょう。
自軍のエースの球を見慣れていたので、早実はあれだけボールを見極められたのでしょう。

早実のエースは、さほど好投手とは思えませんでした。
打たせて取るタイプで、最後にはつかまった姿を見せてしまいました。
次に、力のあるチームと戦えば、打ち込まれても不思議はないと思いました。
早実の監督も、戦略が足りなかったですね。



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