眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

傷ついた白鳥は、最後の舞台でも輝いていた。

2022-02-11 | Weblog
ゆづくん、羽生選手は衝撃的でした。

フィギアスケートで、男子がオリンピックで金メダルを取る。

しかも、原日本人体型で筋肉でカバーするのではなく、
スラッとした長身で、ジャニーズ顔負けの王子顔。

日本人が、ここまできたかと思いました。

エンターテイメントの部分がある競技で、美形の王子は、
日本だけでなく、世界の女性たちを虜にしました。

3度目の金メダルを狙える可能性はありましたが、王子も君臨して年月がたち、
それを上回る強敵が、ここ数年は席巻していました。

しかし、それを気にすることなく、自己への挑戦4回転アクセルに挑む姿は、
ともすると、風車に戦いを挑むドンキホーテ(ごめんなさい)にもダブります。

ショートでは、アクシデントで、まさかの不発、しかし競技を貫く姿は感動でした。

フリーでは、果敢に4回転アクセルに挑むも手を付き、次のジャンプも失敗、
しかし、その後演技する姿は、輝いていました。

結果4位でしたが、彼にとって、メダルは金でなければ、意味がなかった。

後輩の日本人選手が、銀と銅をとれて、むしろ満足だったことでしょう。

しばらくしてから、インタビューで右足の感覚がなくなっていたいたと打ち明けました。

これは、ショートで怪我したわけでなく、中国に入る前からその状態だったのでしょう。

それで、練習のリンクにも現れず、ほぼ一発勝負に賭けたのだと思います。

金メダルの選手には気の毒(とって当たり前だった)ですが、
やはり、主役は羽生でした。

ショートのアクシデント、4回転アクセルへの挑戦、
それを傷つきながらも、完遂させた姿は本当に輝いていました。

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