眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

先入観を捨てて、相次ぐ暴走事故の原因を究明すべし

2019-04-26 | Weblog
池袋の暴走事故以降も、信号無視の事故が続いています。
池袋の事故は、1日もたたないうちに、車の異常はなかったと報道しています。
神戸でも、マスコミはいち早く病気の影響はなかったとしています。

日本のマスコミは、そうとう危なくなってきていますね。
破損した車の異常が、そんな早くわかるはずがありません。
特に、プリウスはIT機器の塊でもあります。
異常の有無には、かなりの時間が必要です。

さらに、神戸の事故は、病気の影響は否定できません。
糖尿病と高血圧の薬の影響、そして腎疾患まであって、事故前日まで休んでいました。
医療の知識が多少ともあれば、この3つの病気は関連があることがわかります。

バスを停車させてから、外国人に道をきかれて答えていたことが、異常はなかったという証拠としているようです。
このために気を取られてしまって、運転操作に集中力を欠いた可能性があります。

職業ドライバーでは、運転遂行能力を、一般ドライバーよりも厳格に判断すべきです。
定年後の再雇用ですし、採用にあたっては、病気の判断は慎重にならなくてはいけません。
バスの運転は、止めるべき病態だったように思えます。

さらに、もう1件、49歳が赤信号を無視して、小学生を事故死させています。
こちらは、大きく報道されませんでした。
池袋の加害者も高齢であっても、認知症ではなかったようです。
つまり、認知症の検査だけでは、暴走事故はなくならないのです。

プリウスについては、シフトレバーが問題とされていますが、それ以上にアクセルの位置が疑問です。
トヨタのハイブリッド車では、ペダルが中央にオフセットされています。
マニュアル車がほとんどなくなっているので、左足ブレーキに誘導しようとしているようです。
それこそ、順応力のない高齢者にとっては過ちを誘うことになります。

困ったことに、人間工学の学者は、ペダルを真ん中にすれば暴走がなくなると主張しているようです。
事故が減らないのは、こうした専門家たちの独りよがりな説が、採用されているためかも知れません。

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