このブログでも、早期から仮説としていましたが、日本人の「集団免疫説」を主張する学者も増えてきました。
中には、まったく根拠を示さないで、ただの意見に過ぎないものも多くなっています。
日本人は、すでに新型コロナの免疫を持っているので、まったく心配することはないとの極論まで現れています。
「新型」コロナに感染して、免疫を持っている日本人は、ほとんどいません。
厚生省の発表では抗体検査では0.1%程度ですが、これは検査対象と方法を絞っているためです。
東京理科大の発表では、2%程度と見積もっています。
この数字ぐらいが、正しいのではないかと思います。
いずれにせよ、新型コロナ自体への集団免疫は、残念ながらないとの結論にはなります。
しかし、有効閾値を満たされない程度の抗体を、ほとんどの人が持っていたと言及しています。
これが、日本人の集団免疫説の妥当なところではないかと思います。
この意味するところは、何らかかのコロナウィルスに、ほとんどの日本人は感染したことがあるということです。
痕跡であっても免疫機構には記憶されたので、新型コロナに対して、有効な反応をとれるのではないかということです。
感染しても、無症状や軽い症状で収まる人が、比較的多い理由にはなります。
実は、私自身も、「旧型」コロナに感染したと思い当たる経験があります。
鼻粘膜、医学的には上気道に限定した症状が出て、鼻汁が絶え間なく出ましたが、
発熱はありませんでした。
1か月程度まで続きましたが、上気道だけで収まったのですが、鼻汁が亡くなった後も、
嗅覚と味覚が、1年近く失われました。
もしかしたら、まだ体内に抗体が残っているかも知れません。
こうした感染経験が、ほとんどの日本人にはあると思われるのです。
ただ、気をつけなくてはいけないのは、免疫はあくまで「旧型」に対するもので、
新型に有効とは限らないということ。
ま抗体が残っていたとしても、微量なので、どれだけ頼りになるかは不明だということです。
ともかく、新型コロナウィルスで重症化するのは、免疫機能の衰えた高齢者や、
糖尿病などの持病のある人、または重症化しやすい体質の人になります。
重症化する確率や死亡率が、欧米より低いと言っても、母体となる感染者数が増えていけば、
それに比例するので、心配される医療崩壊は必ず起こります。
集団免疫を過信しないで、予防することが大事です。
中には、まったく根拠を示さないで、ただの意見に過ぎないものも多くなっています。
日本人は、すでに新型コロナの免疫を持っているので、まったく心配することはないとの極論まで現れています。
「新型」コロナに感染して、免疫を持っている日本人は、ほとんどいません。
厚生省の発表では抗体検査では0.1%程度ですが、これは検査対象と方法を絞っているためです。
東京理科大の発表では、2%程度と見積もっています。
この数字ぐらいが、正しいのではないかと思います。
いずれにせよ、新型コロナ自体への集団免疫は、残念ながらないとの結論にはなります。
しかし、有効閾値を満たされない程度の抗体を、ほとんどの人が持っていたと言及しています。
これが、日本人の集団免疫説の妥当なところではないかと思います。
この意味するところは、何らかかのコロナウィルスに、ほとんどの日本人は感染したことがあるということです。
痕跡であっても免疫機構には記憶されたので、新型コロナに対して、有効な反応をとれるのではないかということです。
感染しても、無症状や軽い症状で収まる人が、比較的多い理由にはなります。
実は、私自身も、「旧型」コロナに感染したと思い当たる経験があります。
鼻粘膜、医学的には上気道に限定した症状が出て、鼻汁が絶え間なく出ましたが、
発熱はありませんでした。
1か月程度まで続きましたが、上気道だけで収まったのですが、鼻汁が亡くなった後も、
嗅覚と味覚が、1年近く失われました。
もしかしたら、まだ体内に抗体が残っているかも知れません。
こうした感染経験が、ほとんどの日本人にはあると思われるのです。
ただ、気をつけなくてはいけないのは、免疫はあくまで「旧型」に対するもので、
新型に有効とは限らないということ。
ま抗体が残っていたとしても、微量なので、どれだけ頼りになるかは不明だということです。
ともかく、新型コロナウィルスで重症化するのは、免疫機能の衰えた高齢者や、
糖尿病などの持病のある人、または重症化しやすい体質の人になります。
重症化する確率や死亡率が、欧米より低いと言っても、母体となる感染者数が増えていけば、
それに比例するので、心配される医療崩壊は必ず起こります。
集団免疫を過信しないで、予防することが大事です。