昭和30年生まれの僕は、家にテレビがあるという最初の世代で、
そのころのテレビは、子供を対象にした番組作りをしていました。
お笑い番組も、次から次に出てきて、テレビを見ていれば退屈しませんでした。
ドリフやコント55号のきんちゃんなど、面白かった。
同世代のさんま、紳助も、そのころからいましたが、40歳を過ぎて、やっと面白くなりましたね。
その後のマンザイブームや、ネタ番組は、まったく笑えなかったのですが、
M1は、けっこう面白かったですね。
当然主役は、年下の芸人でしたが、よくできているので、笑えました。
残念ながら、中断の後のM1は、かなりパワーは落ちてしまって、
決勝どころか、優勝したコンビですら、全く笑えなくなりました。
そんな中、霜降り明星が優勝してから、第7世代が、地代を席巻しています。
霜降りも、まったく笑えないコンビですが、他の第7世代に至っては、
頑張っているね、と思うだけです。
まあ、笑えるのは、宮下草薙とかが屋ぐらいかな。
注目したのが、錦鯉でしたが、優勝して、いろいろなバラエティに出るようになりました。
残念ながら、アドリブに対応するポテンシャルはありません。
顔芸だけになっているので、このままではテレビから消えそうです。
そんななかで、ツボにはまってきたのが、ランジャタイです。
芸人にも、いろいろなルールがあるようですが、それをまったく無視する。
漫才も、考え抜いたネタでなく、その場で即興的にやり、客の反応を見て、
ともかくやりぬく。
すべって客の反応がなくても、うけるまでやっていく。
これって、実はさんまのやり方です。
年齢は、第7世代くぐりに入りませんが、ずっとおもしろい。
残念なのは、ほぼ国崎の独演で、伊東はただいるだけになっていることですね。
M1でなく、R1に出れば、優勝してもおかしくないでしょう。
R1優勝の顔ぶれを見れば、国崎は全く違和感がないですから。
伊東が、ただいるだけの存在なのが残念ですね。
もっと賢くなれば、大化けすんですけどね。