日本とカナダの差が浮き彫りに：ファーウェイの副会長保釈

アメリカで使用が禁止され、日本でも追随し始めているファーウェイのスマホですが、その会社の副会長がカナダで逮捕されましたが、裁判所が保釈を決定したという報道です。

保釈しても、海外には出ないような措置は取っていますが、中国はどのような対応を見せるのでしょうか？
強引な手段を使ってまでも、救いだすかも知れませんね。

振り返って、国際社会から激しい非難の対象となるのが、ゴーン氏の再逮捕勾留です。
日本では、今までもどんな大物であっても、あたりまえのように繰り返してきました。
しかし、国際的な司法常識からすれば、非常に野蛮な国ととらえれれます。

単なる取り調べなのですから、ある程度の調査が終われば、身柄は解放するのが国際常識です。
今後、日本と言う国家が、自由主義国とは見られなくなるでしょう。

流れてくる情報からは、なんとか起訴できて裁判には持ち込めそうですが、
有罪判決を得られても、間違いなく国際司法の視点から争われるでしょう。
アメリカなど、司法国家では、手続きの正当性も問われます。

弁護士もつけず、さほど意味のない長期間の拘束は、明らかに正当な司法捜査とは見られません。
アメリカであれば、これだけで無罪が確定するような検察の取り調べになります。

カナダがとったように、国外に逃れられなくすれば、保釈するのが国際常識です。
特捜は、国内の裁判では有罪を勝ち取れても、国際的非難をずっと浴び続けるのは間違いないですね。