戦車になった総理大臣

アメリカで、戦車が盗み出されて、一般道を縦横無尽に走り回ったことがあります。
停車している車に乗り上げたり、高速道路で車線を上下線を乗り越えたり、本当に勝手気ままに動き回りました。
パトカーが取り囲んでも何もできませんでした。

警察が軍の関係者に、止める手段を聞いたところ、
「ない。戦車を止める手段など何もない。」
と答えていました。
盗まれた戦車は、核戦争まで想定したもので、通常の爆弾など通じないそうです。

管総理の暴走振りを見ていて、この戦車を思い浮かべました。
これまでの総理は、小泉、麻生さんを除いて、ちょっとしたことで
辞めていたので、非常に弱い地位だと思われていました。
内閣不信任案を否決した総理が、誰にもとめられない、日本最強の地位であることが
やっと証明されました。

盗まれた戦車は、燃料がなくなって止まるまで待つしかありませんでした。
確か実際には、その前に何かに乗り上げて動けなくなったはずです。
暴走する総理も、こうしたきっかけがない限り止められないのでしょう。

前復興大臣が精神症状で入院したそうですが、最近の菅さんの言動を見ていると、
不安がつのります。
周囲にいる閣僚が、身を挺して止めるべき時期に来ています。
お盆過ぎには、内閣不信任案の再提出も視野に入れるべきになって来るでしょう。
状況の変化とは、総理の精神状態危惧も入れられると思いますよ。