眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

民主党が目指す巨大国家

2009-10-22 | Weblog
そろそろ、民主党のメッキもはげ始めてきそうです。

前原さんは、予想通りに飛ばしていますね。
今、民主党の中では、もっとも論理主体の理系政治家です。
(大学は法学部ですけどね)
情のからむ地元の要請など、通じるはずがありません。

八つ場ダムは、はっきり言って判断つきません。
民主党が主張するように、いわゆる治水にはあまりメリットはないようです。
すでに、スーパー堤防や、地下の貯水庫が作られていますから。

しかし、水不足を解消する利水の面のメリットはあります。
ダム建設反対の象徴になってしまっていますが、費用効果をもう一度計算する余地はあるはずです。

JALは、ほぼ救助に向かう方針のようですが、これも巨大な税金が投与されます。
企業年金など、間違いなく労組に向いた対策のように感じられます。

日本郵政の後任社長は、語るに落ちると言うしかありませんね。
官僚政治からの脱却を掲げながら、官僚べったりの巨大国家が、民主党の目指している方向であることが明確になりました。
これで、支持率に影響しなければ、日本の選挙民はよっぽどのお人よしですね。

長妻厚生労働省の予算請求が膨れ上がりました。
これは仕方ないことかもしれません。
もともと、民主党のマニュフェストが掲げた国家の姿は、北欧型の福祉国家です。
自民党が批判している通り、大きな行政組織を必要とします。

当然、そのつけは国民が払うことになります。
直接税、間接税合わせて、給料の半分を、国に支払うことになっていくでしょう。

ビックリして批判するのは、おかど違いです。
民主党はマニュフェストにきちんと政策を明記していますから、これを実行する資金は税金しかありません。
票を入れた方々は喜んで税金を払いましょう。

小泉政権ができた時も、投票した人たちは、その危なさにまったく気付きませんでした。
気付いた時には、すでに遅かったのですが、今回も同様になるでしょう。
それにつけても、自民党のだらしなさはどうにかならないかな。

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