原采配は、そんなに良かった？

ＷＢＣの盛り上がりには、びっくりしました。
あれほど下火になったと言われるプロ野球なのに、すごい関心を呼びました。
けちをつけるつもりはありませんが、あれで世界一と言うのは、おこがましいですね。
本当に、世界一を決めるような場ができればいいと思います。

それはともあれ、優勝の要因に原監督の采配が大きかったのは確かです。
オリンピックの惨敗から、半年あまりですから、その差は監督と言って過言ではないでしょう。
しかし、むしろ星野さんがひどかったと言えるのかもしれません。
終ってからの裏話で、いい話はありませんでした。

原采配で、ひっかかることが一つあります。
それは、決勝戦で城島を４番に置いたことです。
キャッチャーを打撃の中心にすると、もし不振の場合リードにも影響します。
それを考えて、決勝までは下位に置いていました。

ところが、城島はキャッチャーでありながら、打撃好調でした。
それを見込んで、４番にしたわけですが、韓国のターゲットとされました。
ともかく、城島に全力であたる。
その戦略がまんまとはまり、チャンスで城島はことごとく凡退したばかりでなく、その直後に失点を許しています。
まさに、韓国の思う壺にはまっていたのです。

決勝戦では、明らかに選手層の厚さの差が出て、２桁のヒットを打っています。
しかし、その割に点が入らず、万一負けるようなことがあったら、原采配は非難されたのではないでしょうか？
まあ、最後にイチローに救われたので良かったですけどね。